入駒慎吾@無痛分娩コンサルタント
4.無痛分娩費用は医療費控除できるのか?@無痛分娩
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4.無痛分娩費用は医療費控除できるのか?@無痛分娩

入駒慎吾@無痛分娩コンサルタント

医療費控除できるもの

 みなさんは、無痛分娩費用が医療費控除の対象になることをご存知でしたか?

 私もこのツイートを見るまでは知りませんでした。無痛分娩を迷っている方の理由の1つが、その高額な費用にあることは明確です。それなのに、無痛分娩費用が控除対象になるかどうかに関しては、正直なところ気にしたことすらありませんでした。医師はこのようなこと(節税)には、疎い人種です。専門バカと言われれば、何も言い返せないのですが・・・。

ビックリして調べた結果・・・

 あまりにもセンセーショナルな情報だったため、国税庁のホームページで確認してみることに。ホームページ上には、「無痛分娩」と明記されている箇所はありませんでした。

 ただ、入院中の食事代も入院費用に含まれるという記載を発見しました。無痛分娩費用は明らかに出産に関わる費用です。どうなんでしょうか?保険診療じゃないことが問題になり得るのでしょうか?

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 そこで、自費診療に関して歯科治療における自費診療を参考にしてみましょう。自費診療でも、「一般的に支出される水準を著しく超えると認められない」という記載がありました。無痛分娩費用はどれくらいなら、一般的な支出なのでしょうか?

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“一般的に支給される水準”の解釈⁉

 この“一般的”の解釈ですが、みなさんはどのように考えますか?私は、この一般的には2つの論点があると思います。

①無痛分娩が一般的か?

 日本の無痛分娩率は、2016年の時点で6.1%と推計されました。年々、微増傾向を示しているのは確かです。しかし、歯科治療における自費診療とは、その普及率が違うことが気になります。

②無痛分娩費用はいくらくらいが一般的か?

 私がコンサルティングをしているクリニックや病院の無痛分娩費用は、大体5~15万円です。私が無痛分娩費用を知っている施設で、最も高い所で約28万円だったと思います。やはり、15万円くらいまでが一般的ということになりそうに感じますね。

結局、結論は?

 このような行政の文書は、“霞が関文学”と呼ばれ、解釈が玉虫色にできるという特徴があります。したがって、YESともNOとも判断され得るということになります。結局は、各地の国税局に電話で問い合わせるのが一番正確ということになりますね。ツイートされていた方も、税務署に聞いてみることを勧められていました。どの地域でも無痛分娩費用が医療費控除されることが理想ですね。



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入駒慎吾@無痛分娩コンサルタント
世界初の無痛分娩コンサルタント。無痛分娩の安全性向上のために全国を奔走中。現在、株式会社LA Solutions 代表取締役CEOと一般社団法人日本無痛分娩研究機構 代表理事を歴任。産婦人科専門医×麻酔科専門医×MBAという異色の経歴を持つ破天荒医師。