「ゴジラ-1.0」

70周年を記念して公開された作品です。
最近では、ハリウッド版モンスターバース関連の「Godzilla」、庵野秀明監督の「シン・ゴジラ」がありました。
これらの作品を超える内容となっていました。

舞台は第二義世界大戦後の日本です。多くを失って、復興を始めた日本にゴジラが上陸し、さらなる悲劇が起こります。
そこで、日本人が一つとなり、ゴジラに立ち向かう物語です。
この内容だけを聞けば、過去作品と変わりませんが、大きく違う点が2つあります。

1つ目は中心に人間もいるということです。
過去作品は怪獣が中心におり、人間はオマケのように感じさせるものばかりでした。
今作では、様々な人のドラマが描かれており、ゴジラに引けを取らない目立ち方をしていました。
その効果もあってか、「ゴジ泣き」というワードも生まれていました。
私自身も感動して、涙が出て、驚いています。

2つ目は最恐です。
なんといっても、今作のゴジラには、今まで感じたことのない恐怖がありました。
ゴジラはヒーロー的存在、人間の味方として捉えられることが多かったのですが、
今作は完全に敵として、表現されており、改めてゴジラは怪獣であり、人間には理解できない生物と実感させられました。

今回の「ゴジラ-1.0」は100点満点の作品でした。
ぜひ、ハリウッド版の2024公開予定の「ゴジラVSキングコング」続編では、同じくらい、超えてくれるものを期待したいです。

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