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🌈Iride虹と扇のジュエリー⑤イメージをつかむためのワックス原型

Iride虹と扇のジュエリー⑤

🌈石合わせや小さな真珠探しで走り回っていましたが、それと同時進行で「虹と扇」の土台部分、つまり地金の部分の制作を始めていました。

💎素材がなければ完成しませんが、「ある」と仮定して進めなければ間に合いません。

少々誇大表現ですが、一種の「賭け」でした。

職人さんと打ち合わせして、2種類のワックス原型を出して頂きました。左右は同じに見えて微妙に違うのです。

最初は右のタイプで作ろうと思いましたが、動きがある方が良いということで左のタイプに決めました。

充分に職人さんと話し合っても、何もないところから創り出すので、お互いにイメージを共有、確認するためにワックスで形を出して、綿密な打ち合わせをします。

皆それぞれ言葉の解釈、イメージが違うので、しっかりとした打ち合わせ、確認が必要です。

三次元CADという方法もありますが、実際に手にとって確認した方が良いのでワックスを使いました。

ワックス原型はあくまでもお互いの打ち合わせをしっかりする、イメージを固めるために使いました。キャストではありません。

キャストではワックス原型を鋳造に出して、地金を流し込む方法です。

今回はこの方法ではなく、手作り枠(ハンドメイド)で作りました。

白紙からジュエリーを作り上げる時は平面に描いたデザイン画と言葉の打ち合わせだけでは不十分なことがあります。

お互いのイメージ、考えてる事に相違のないように段階を踏んだ打ち合わせが何度も必要となります。


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