
【遊戯王】惑わせ!「演目『花魁譚』」【デッキ紹介】
皆さま、こんにちは。
はじめましての方ははじめまして。
いつもご覧頂いている方はありがとうございます。
彩葉(いろは)と申します。
先月まで暑かったのが嘘のように涼しくなりましたね。我が家でも衣替え真っ最中です。
にも関わらず、ウチの子供達は長袖を嫌がって着てくれません。毎朝戦争ですよ。
元気に駆け回る姿は微笑ましいのですが、鼻水垂れ流すのはいただけませんね。
さて、そんな我が家の事情はさておき、今月もデッキ紹介していこうと思いますので、駄文ではございますが、是非最後までご覧下さい!
【主役カード】
今回のデッキは《地縛神 Wiraqocha Rasca》(以下《ウィラコ》)を使いたいところから始まりました。

STARDUST OVERDRIVEで登場した闇属性・鳥獣族の最上級モンスター。 地縛神共通の効果と、召喚に成功した場合に自分フィールドのカードをデッキに戻す事で相手の手札を捨て、自身の攻撃力を強化する誘発効果を持つ。
地縛神共通の強力な戦闘耐性はもちろんですが、《ウィラコ》特有のハンデス効果を強く使えないかと思い、デッキ作成に取り掛かりました。
【《ウィラコ》について】
デッキコンセプトを決めるにあたり、まずは《ウィラコ》の特長について、僕なりに考えてみました。
・最上級モンスターなので召喚する為に2体のリリースが必要。
→召喚権を残しつつモンスターを複数体並べる必要がある。
・召喚時でのみハンデス効果が使える。
→上記の問題は無視できない。
・自場のカードを戻してハンデスする。
→リリース要員の他に盤面にカードを残しておく必要がある。
・最大限のハンデス効果を狙うなら《ウィラコ》含めて6枚のカードを使って3ハンデス
→割に合わない。
…うーん。。。
良いところが見つからん。
【問題解決に向けて】
先に述べた《ウィラコ》の特長(問題点)を軽減すべく様々なカードに手を伸ばしましたが、あれもこれもと入れていくとデッキ枚数が溢れ、全く機能しませんでした。
どうしたものかと頭を抱えるうち、あるwikiの一文を思い出しました。
Q:自分フィールドの相手のカードを相手のデッキに戻した場合、相手の手札を捨てさせることはできますか?
A:できます。(09/08/21)
これやん!
相手のモンスターをパクリまくってリリースに充てるorハンデス効果のバウンス対象に充てたら上記の問題をほとんど解決できます。
これにより、デッキの方向性がNTRコントロール奪取に決定しました。
ウェーイ
オタク君見てるー?w
【召喚権の課題】
残る問題は嵩張る召喚権。
これについては簡単で、“自分ターンで嵩張るなら相手ターン中に召喚すればいいじゃない”ということで、昨今の豊富なカードプールの中から相手ターン中にモンスターを召喚出来る《魍魎跋扈》等を採用することで問題解決としました。
これでデッキコンセプトが決まり、コントロールを奪ったモンスターを使って相手ターン中に《ウィラコ》の着地+ハンデス効果の起動を狙うことを目標にしたデッキ構築をスタートしました。
【デッキレシピ】

今回はP.U.N.K.を初動や展開の要として、キーパーツをドローでかき集めながら、タイミングを見計らって《ウィラコ》の降臨を目指す形にしました。
【採用テーマについて】
・P.U.N.K.関連
このデッキのメインエンジンです。
初動札の多さや展開の中で無理なくフィールド魔法を持ってこれる点、そしてある程度の妨害を構えつつランク3を作れることから採用しました。
・/バスター関連
上記のP.U.N.K.の動きからランク3を作ることで《M.X-セイバー インヴォーカー》に繋げ、《バスター・スナイパー》をリクルートすることで《サイキック・リフレクター》にアクセスします。
《サイキック・リフレクター》からは主に《パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン》(以下《ブレイバー》)を出して、竹光関連でドロー加速したり、《ラプテノスの超魔剣》や《御巫の水舞踏》を装備するなどして妨害や展開を高めたりします。
また、《サイキック・リフレクター》が闇チューナーなので、《地縛戒隷 ジオグレムリン》→《地縛戒隷 ジオグレムリーナ》と繋がりやすく、《ウィラコ》にアクセスすることが出来ます。
・御巫関連
相手モンスターをパクる要員です。
《鏡の御巫ニニ》が相手ターン中のフリーチェーンでコントロール奪取する効果を有しており、《ブレイバー》からのアクセスのしやすさなどから採用しました。
また、《御巫のかみかくし》は御巫モンスターに相手モンスターを装備カード扱いで装備する効果があり、実質的に相手モンスターをパクって自分の盤面の枚数を増やしてくれます。
まさに《ウィラコ》の為のテーマと言っても過言。
・《妖精伝姫-カグヤ》
前回のデッキ紹介と被って申し訳ないのですが、今回のデッキにも採用されました。
《ラプテノスの超魔剣》や《魍魎跋扈》で相手ターン中に召喚するモンスターとして、《ウィラコ》以外の択が欲しかったが為ですね。
一応バウンス効果で相手の手札増加を狙えるので、《ウィラコ》のハンデス枚数の底上げに繋がったりします。
ほんと、いいカードすぎて離れられない。
【その他の主なカード】
・ラプテノスの超魔剣

召喚権を増やす札その1。
《ブレイバー》をSSして装備したり、《御巫の契り》から御巫SSして装備したりと、このデッキでは使い回しがきくのもいいですね。
耐性を付与する効果も地味にプレッシャーです。
・魍魎跋扈

召喚権を増やす札その2。
これ以上書くことない。
・心変わり

原初のコントロール奪取カード。
“自分のカードのように使用できる”ので捲り札や《ウィラコ》召喚の為のリリースに充ててもよし、《ウィラコ》のハンデス効果の為のバウンスに充ててもよし、買取に出してもよしです。
・大捕り物

相手パクる札。
永続罠なので盤面に残りやすいのが《ウィラコ》と相性いいですね。
雑な妨害としても優秀です。
・ヴァレルロード・ドラゴン

ずっと強い。
このカードも相手モンスターをパクれるので採用しました。
他カードでパクったモンスターを素材にリンク召喚出来たらめちゃくちゃ美味しいですね。
・星遺物からの目醒め

《鏡の御巫ニニ》のコントロール奪取が相手ターン中のみなので、それを悪用する為のカード。
上記の《ヴァレルロード・ドラゴン》になったり、EXモンスターをパクって《S:Pリトルナイト》になったりとコントロール奪取のバリューを上げてくれる1枚です。
・Uk-P.U.N.K.アメイジング・ドラゴン

P.U.N.K.テーマのエースモンスター。
①効果による複数枚バウンスで、妨害として機能してくれるだけでなく、《ウィラコ》のハンデス枚数を嵩上げしてくれます。
・ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ

P.U.N.K.初動が決まれば場・墓地に融合・シンクロ・エクシーズが揃うのでフリーチェーンで複数枚のバウンスが狙えます。
こちらも《ウィラコ》のハンデス枚数を嵩上げしてくれます。
【おわりに】
デッキ名は「演目『花魁譚』」です。
P.U.N.K.の世界観から御巫が展開され、その艶やかな舞で相手を魅了した後、神の贄とするデッキの動きがどこか創作の花魁舞台劇っぽくて名付けました。
《魍魎跋扈》や《大捕り物》もどことなく世界観が繋がりませんか?僕だけかな…
ここまでご覧頂いてありがとうございます。
今回は割とあっさりめなデッキ紹介記事にしてみたかったので、細かいカードについては紹介を省いたのですが、どうでしょうかね?
基本的にはやりたいことを補助するカードがほとんどなので、採用理由がわからないカードは多分ないとは思うのですが、何か気になることや質問等ありましたらお気軽にDM等でお声掛けください。
本記事に併せてXやニューロンのフォロー、いいね等もよろしくお願いします。
来月書く予定のデッキも自信作なので、ぜひ期待してお待ちください。
ではでは。。。