見出し画像

ビジネスライティングセミナー

ビジネスライティングのセミナーに参加してみました。講師は弁護士向けのライティングコーチをしているJudith Raphaelyさん。

書くのも上手だけど話すのも上手で、あっという間の2時間半でした。

心に残ったのは2つ、①具体的に何して欲しいのか明らかにすること、②どのくらいインプットしたかは重要ではないことです。

①具体的に、何をして欲しいのか。それ以外は不要。

ビジネスシーンのライティングとは、メール。メールの目的は相手を動かすことです。
要件が簡潔で直接的であればあるほど、わかりやすく、特にシニア層は動きやすくなります。

日本語にも冗長な挨拶文や締めの言葉はたくさんありますが、英語メールにもたくさんあります。

Hope you’re well. Hope this email finds you well. Hope you had a lovely weekend.

時間の無駄だとぶった斬ってました。。
本当に週末何したか気になったり、相手の応援してるラグビーチームが勝ったりした時は、相手との親交を温めるために特別なメッセージを追加するのは効果的ですが、それ以外は無駄だって。

このセミナー受けて以来、英語も日本語も思い切って不要な挨拶文はカットしてみました。
特に不都合は起きてませんし、むしろ快適です。

でもまだ日本の大会社宛にはやっぱり「お世話になります」使っちゃう小心者の私。
明日からやめてみよう。

②どのくらいインプットしたかは関係ない。

この言葉、ぐさっときました。

結果を伝えたり、成果物を提出するとき、ついつい、これこれこんなインプットをしたって自分の努力アピールしちゃいがちなんですけど、読み手には全く関係ないことです。不要なアピールは、メールをわかりづらくするだけです。

何をどれだけやったのか、は自分のパフォーマンスレビューのネタとして保管しておいて(笑)、通常業務のメールからは自分がいかにインプットに時間を費やしたかのアピールは除きましょう。

読み手の立場に立ったライティングというのは古今東西同じですね。
でも英語文化では、日本よりもさらに簡潔明瞭を目指していると感じました。

英語は謙譲語とかないから、目上の人たちにYou これやって、みたいな物言いって直接的すぎて気が引けるんですけど、全然無礼ではなく簡潔明瞭が正義として捉えられるようです。日々勉強ですねー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?