見出し画像

葬式は故人のくれた時間

先日、ご近所さんのお葬式に参列しました。仲良くしていたので急逝に心が痛みます。
でもエレガントな彼女の雰囲気にあった良い式でした。

経歴等を記した写真付きのカードや、牧師のスピーチから、数年前に知り合った私達には初耳である彼女の昔の経歴も聞き、新しい彼女の一面を知り、なんだか不思議な気持ちになりました。

私はあまり日本のお葬式に参列経験がないので比較対象にはなりませんが、アイルランドのお葬式はいいなと思っています。多くの人が集まり、美しい教会で、讃美歌の音色に囲まれ、家族が棺を埋葬場所まで運ぶのです。
教会の中で、彼女について思いを馳せるとともに、自分の生死についても考えを巡らせてしまいました。

死に触れる出来事は、自分の生死にも思いを馳せることのできる機会になりますよね。その時間は、故人からの貴重なギフトではないでしょうか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?