お金持ちは必ずやっている投資について詳しくなろう!
こんにちは
fujita masayaです。
この世界のお金持ちはほぼ全員が投資をしています。
つまり投資を上手く行えれば、自分たちもお金持ちに近づけるのです。
そのためには投資について詳しくなっておかなければなりません。
今回は、なぜ人は投資をすべきなのか、
など投資の仕組みについて紹介していきたいと思います。
なぜ投資をすべきなのか?
なぜ投資をすべきなのか考えてみましょう。
お金が増えるから?
貯金では銀行倒産のリスクがあるから投資してリスクを分散したい?
いろいろあると思います。
これらの理由は全て投資をする理由の一つです。
ですがここでは、もっと大きなスケールで貯金ではなく投資をすべき理由を考えていきたいと思います。
まず、世の中のお金が家庭で貯まっているお金と、実際使われている市場(しじょう)にでているお金の2種類に分けられるとしましょう。
まず家庭のお金がほとんどなく、市場にお金がお金がある場合について考えてみます。
こちらはお金がたくさん市場にあるため活発に売り買いがされているため、経済が回っている状態になっています。
つまり景気がよくなるのです。
では家庭にお金が多い場合を考えてみましょう。
こちらの状況はみんながお金をあまり使わず、貯金しだすと起こります。
家庭にどんどんお金がいくと、市場のお金がなくなっていきます。
市場にお金がなくなると物の売り買いが減るので、ものはどんどん売れなくなり景気が悪くなります。
この状態では経済が回っておらず、これを放っておくとものが売れないため企業がどんどん潰れていってしまいます。
国はこの様に会社が潰れていくのをなんとか食い止めなくてはいけません。
こういう時、国は日本銀行を使った金融政策を行います。
具体的にはお金を印刷して市場のお金を増やしたり、金利を下げてお金を借りやすくしたりします。
そうするとどうでしょうか?
確かに経済は回るようになりました。
ですが全体のお金の量は増えていませんか?
そうするとお金の増えた分だけお金の価値が下がるのです。
そうなると貯金を一生懸命頑張っていた家庭の財産の量はどうなるでしょうか。
金額としては減っていないですが価値としては減っているのです。
お金というものはずっとそのままにしておくと価値は減っていくものなのです。
でも、みんなが経済を回すためにお金を可能な限り使うというのも無理な話だと思います。
中には将来に備えてお金をためておきたいという人もいます。
使いたいものがないのに、経済を回すためにお金を浪費するのももったいないですよね。
そういう時に投資はこのような状況を変えてくれます。
投資をすると家庭と市場のお金の流れはどうなるでしょうか?
投資をすると市場にはお金が流れます。
そして家庭には資産が増えるのです。
そしてその資産は必要な時にお金に変えられます。
こうすれば家庭には資産を貯めていくことができ、市場には多くのお金が回っているという状況が作れるのです。
この状況ではより少ないお金で経済が回っているため、お金の価値が上がります。
みんなが投資をすれば、お金の価値が上がり同じ金額でより多くのものがかえるようになるのでそれだけでお得なのです。
この考えはお金の貸し借りに似ていますね。
家庭が市場にお金を貸すことで、市場では売り買いが頻繁に行われ経済が回すことができると考えることができます。
そうするとお金を貸す訳ですからお金を借りた会社(市場の一つ)はお礼に利子を少しつけて返します。
これは株式投資の原理です。
投資が何か分からない人には、お金を貸すイメージであることを教えてあげましょう!
投資には何があるんだろう?
投資とよく聞きますが投資にはどんなものがあるのでしょうか?
株などはよく聞きますが投資には皆さんが思うよりも様々な商品があります。
まずは投資の定義についておさらいしましょう。
投資
将来の資本を増大させるために、現在の資本を投じる行為
資本は現金みたいなものだと思ってください。
資本を投じて結果資本が増える見込みのあるものを買うことも投資であることから、かなりいろいろな商品があリます。
まず投資は金融投資と物的投資の2つに分けられます。
金融投資
金融商品に対する投資
金融商品にはこの様なものがあります。
こちらはどれも見た事のある金融商品だと思います。
証社などで扱っている商品全般が金融投資の商品となります。
物的投資
ものに対する投資
物的投資には次の様なものがあります。
こちらはこんなものが!?と思った方も多いのではないでしょうか?
不動産や金などはともかく、ウイスキーやワインなどはなんなんだと思うと思います。
実はこれらは時間をおけば置くほど価値が上がるものなのです。
ワインやウイスキーは熟成させるほどおいしくなったりするので、長い時間寝かせておくと価値が上がります。
価値が上がるのには他にも理由があり、この様なお酒を品質が悪くならない様に保存するには場所と設備が要ります。
さらに適度なメンテナンスで品質が悪くなっていないか確認しなくてはなりません。
こうした理由があるので価値が上がっていくのです。
しかし物的投資はリスクが高かったり、元の資金がたくさん必要だったりして初心者には向きません。
投資にはこんな考え方もあるんだという事を知っておけばOKです。
このように投資にはたくさんの商品があります。
この中ではやはり株がおすすめです。
株に投資するだけでなく他にも投資できるくらいお金持ちになった時、このような選択肢があることは知っておくといいでしょう。
株式投資についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
投資の儲けの種類
インカムゲインとキャピタルゲイン
投資する上で、投資による資本の増大の種類について少し知っておく必要があります。
投資でのお金の増やし方には2種類あり、インカムゲインとキャピタルゲインがあります。
インカムゲイン
株式など資産を保有中に得られる収益のこと
こちらは株主配当や、不動産の家賃収入などがあります。
資産を売らずに得られる利益と考えるとわかりやすいと思います。
キャピタルゲイン
株式や債券など、保有している資産を売却することによって得られる売買差益のこと
こちらは売却によって得られる利益でほとんどの利益は投資全体で見ると、こちらの方が圧倒的に多いと思います。
どちらにも良し悪しがありますが、複利でお金を増やそうという方はインカムゲインを重視した投資を行うのが良いです。
複利
投資した金額の利子にも利子がつく
複利がどれだけ凄いのか?忘れてしまった人はこれを思い出してください!
100万円を利回り5%の配当がもらえる株に40年投資した時の例です。
この時もらえる配当も全て同じ株に投資すると仮定すると
100 × (1.05)⁴⁰ = 700万くらい
と計算でき、資産は最初の7倍も増えるのです。
これが配当を再投資した時に、その再投資した額にも利回りの5%が得られる複利の考え方です。
これを見ると複利すげぇ!
と思いますよね?
複利が凄いならインカムゲインだけを重視すればいいという方もいると思います。
しかし、複利を得られる投資先は基本的に株しかありません。
その株の中でインカムゲインの得られる株だけを目指すのも悪くはないのですが、資産形成のリスク分散の考え方ではそれは間違いです。
資産形成の考え方はこちらで詳しく書いています!
よかったらこちらも読んでみてください!
ここからは何故インカムゲインの株だけではダメなのか?
また何故インカムゲインの株だけではリスク分散の投資にならないのか?
こちらをどの様な会社がインカムゲインの得られる株の会社なのかということをもとに説明していきたいと思います。
成長企業は配当がもらえない!?
成熟企業と成長企業
一体何故インカムゲインの会社にだけ投資していてはダメなのでしょうか?
それは配当を配る会社は業界が似ているためです。
リスクを分散するなら似たような業界に投資するのではなく、よりたくさんの業界に投資したいものです。
ここではどんな会社が配当を配る傾向にあるのかを説明していきます。
そもそも、配当は会社側からしたら何故配っているのでしょうか?
それは先ほどの何故投資すべきかで説明したように、会社は株を投資家に買ってもらうことでそのお金を使って事業を続けることができます。
これはお金の貸し借りと似ていたのを思い出しましょう。
会社はお金を貸してくれた投資家にお礼をしなければなりません。
そのお礼の1つが配当という訳です。
他には企業の成長によって、自社の株価を上げることで株主に還元することができます。
買った値段よりも株が高くなったら株主は儲かるからです。
つまり、会社の株主への還元の仕方は、配当か株価上昇による利益かどちらかに別れるのです。
日本では投資家への還元の意識がある企業はほとんどないですが、アメリカではこれが当たり前です。
何故なら投資家たちは還元してくれない企業より、還元してくれる企業に投資したいからです。
日本では1部の会社以外はこの意識が低いために、株価が本来の企業価値よりだいぶ下がっていることも多いです。
最近では米国株への投資が日本でも活発になっています。
それはこの日本の企業の株主への意識が低いために、日本株に投資をしてもリターンがあまり得られないのが一つの要因なのです。
では配当をする企業の特徴をみていきます。
まず、配当する企業は成熟した企業であることが特徴に挙げられます。
成熟した企業とは一体なんでしょうか?
それは、コカコーラやマクドナルド、P&Gなどの主に消費財を作っている企業のことです。
消費財(ソフトドリンクや洗剤、髭剃りなど)を作って提供する業界では、消費財自体に品質の違いがあまりないため、それらの企業では広告によるブランド戦略のみで他の企業と競争します。
そのブランド戦略で確固たる地位を築いた企業は、競争する必要がなくなるのでこれ以上の設備投資が要らなくなります。
このような企業を成熟した企業と言います。
このような企業はこれ以上の設備投資が必要ないため、余った利益の一部を株主に配当できる余裕があるのです。
それでは配当ではなく自社の株価を上昇させることで、株主に還元する企業はどんな企業でしょうか?
それは成長中の企業です。
成長中の企業の目的は業績の拡大にあります。
このような業界では周りも成長中のため、少しでも気を抜けば周りの企業に置いて行かれます。
つまり本業に力を入れないと生き残れない企業なのです。
そのため得た利益は配当には回さず、全額自社に投資して業績をさらに拡大させようとします。
AmazonやGoogle、Facebookなどの会社がこれに当てはまります。
成長中の企業の株価の伸びは利回りを見ると、配当を配る企業よりも大きい傾向にあります。
その分減るリスクもあるので投資をするときは、配当を配るインカムゲインが得られる会社の株と、成長中の会社の株を両方持っておくことがおすすめです。
終わりに
いかがだったでしょうか?
投資をすべき理由から配当株と成長株の違いまで広い範囲のことで少し難しかったかもしれませんが、ここの内容は投資というものが何かを考える上で非常に大事です。
このnoteで少しでも投資に興味を持ってもらえたら幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?