見出し画像

今年の推し人 番外編2 『Doja Cat』 -2023-

どうも、僕です。IRAKAです。

番外編その2です。最初からベスト5にしとけよ!という感じですがご容赦ください。これで本当にラストになります。
タイトルの「今年の〜」が、すでに去年だということに前回記事をアップしてから気づきました。こちらもご容赦ください。汗

それでは、この記事で貴方の音楽ライフが少しでも豊かになることを願って、どうぞ!


番外編二人目はアメリカのフィメールラッパー、Doja Cat(ドージャ・キャット)です。
先日、なんと今年のコーチェラ(アメリカの超有名フェス)でヘッドライナー(大トリ)を務めることが発表されました。(スゴイ!)

独特な個性と存在感を持つ彼女は、ユダヤ系の母とアフリカ系の父を持ち、10代の頃から音楽を制作し発表していたそうです。

私が彼女を知ったきっかけは、2021年の「Kiss Me More feat. SZA 」でした。
良い曲だとは思いましたが、あまり好みの曲調でもなく、女性のセクシャルな部分を強調するようなキャラクターもあまり得意じゃないので、当時は「へー、こういうのが売れてるのね」くらいの印象でした。
(LattoのBig Energyくらい突き抜けてると、逆にカッコよく感じるんですが笑)

ぶっちゃけ好きか嫌いかで言えば「嫌い」な部類でしたが、2023年4月に発表された、SZAの「Kill Bill feat. Doja Cat」を聴いて印象が変わりました。
セクシーな要素は皆無、硬派でストイックなラップがそこにはあって、髪型がベリーショート(ほぼ坊主、もしかしたら今までもウィッグだったのかも)になったのも妙にカッコイイなー、と思ったのを覚えています。

続いて8月に発表されたシングル「Paint The Town Red」で完全に打ちのめされました。
オールドスクールでハードコアで無骨なHIPHOPになっていて、一聴してコイツはクラシック(傑作的な意)だと確信。
これで以前のネガティブイメージは全く無くなりました。

更に、9月にリリースされたアルバムに収録されている「Agora Hills」で、ラップだけでなく歌も普通に上手いことに気づかされ、ダメ押しをいただきました。

と、年間ベストにランクインさせるべき評価をしているジャン、と我ながら思いますが、選外となった理由がありまして。。
実は、アルバムを聴き込むことが残念ながら出来なかったのでした。

それはアルバム曲のクオリティが低かったから、ではなく、アルバム全体の質量が(今の私には)重すぎた、からです。

「Paint The Town Red」を聴いていただければご理解いただけると思いますが、このテンションの音楽を1時間弱も聴き続けるのは中々骨が折れます。
ベビーな音楽を聴くにはそれなりの体力(気力?)が要るので、私があと5年若ければ(もしくは下半期からの体調不良がなければ)アルバムをヘビロテできていたかも、しれません。

どの曲も単体で聴けばシビレるほどのカッコよさなんですが、通しで聴くのはやっぱりちょっと辛い…。
人生ってタイミングだなあ、としみじみ思います。

さて、この曲達はアナタには響くでしょうか?どうぞ!


Paint The Town Red

ダークな音像がカッコいい(MVは独特な世界観…)


Agora Hills

陰鬱でローなビートが最高。


Gun

トラップビートが軽快な一曲。


Attention

妖艶で重厚で言うことなしです!


SZA - Kill Bill Feat. Doja Cat (Remix)

SZA(シザ)の透明感がより際立つナイスコラボ。



うん、重くて最高でしたね。
ぜひ体力の有り余っている時にでも聴いていただきたいですが、個人的には雨の日とか暗い気分の時に”逆に”ぶつけてみるのもオススメです。

それでは、ついでに私の曲も聴いていっていただけると有り難いです(^^)

IRAKA (Thee Musik) - Leave(s) [Instrumental version]

よろしければチャンネル登録も(^^;)

https://www.youtube.com/@irakatheemusik


ちなみにこの曲のボーカルトラックを絶賛編集作業中となります。
近日中にアップしますので、聴いていただけたら嬉しいです!



Best regards
IRAKA


いただいたサポートはプラグインや機材の購入へ充てさせていただきます。