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水の種類

一口に水と言ってもいくつか種類があります。
代表的なのが、硬水と軟水です。
硬水と軟水の違いはカルシウムやマグネシウムなどの金属イオンの含有量です。含有量が多い水が硬水、少ない水が軟水となります。(WHOが定める基準では硬度120mg未満が軟水、120mg以上が硬水)
ヨーロッパやアメリカなどは硬水がメインで日本は軟水がほとんどです。

一見、硬水の方がミネラルが豊富で良いと思うかもしれませんが、
①口当たりが重く癖の強い味になるため、ミネラルを多く含む硬水は軟水と比べて飲み辛く、マグネシウムイオンの影響で下痢になる人もいます。
②また石鹸との相性も悪く泡立ちにくい、③蒸発した際に結晶化し配管などに付着してしまいます。(メンテナンスが大変)

一方軟水は硬水の逆なのでカルシウム・マグネシウムなどのミネラル含有量が少ないです。日本で軟水がほとんどの理由は河川で流れている時間が短いためミネラルの溶解が少ないためです。

和食やコーヒー、喫茶などには軟水がよいとされている。硬水だとミネラル成分が和食の出汁をとる際の昆布などに含まれるグルタミン酸や鰹節のイノシン酸の抽出時に悪影響を及ぼしてしまいます。
浅煎りのアメリカンでは軟水を用いることで、豆本来の香りとさっぱりした味を楽しむことができるようです!

私の住んでいる地域の含有量は
カルシウム、マグネシウム等(硬度) はおおむね60mg/Lでした。
軟水〜中硬水の部類になると思います。
みなさんも地域の水の硬度ぜひ調べてみてください!

もっと普遍的な水のことを学びたい今日この頃
オススメの本当かあれば教えてください!
 


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