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持続可能な営業《iquotlog:天才的一般人の些細な日常》

 「ホクト幻想」という記事を書いたときに、サカタのタネのメールマガジンをずっと受信している云々と端っこに書いたけど、あれは勘違いで、ずっと届くまま配信停止していないのは、実は「タキイ」のメルマガだった。
 きょうも届いたのだけれど、そのタイトルが「《担当者厳選》特別なお客様への限定メルマガ!」だった。見た瞬間、「もう嘘なんばればれやからやめようよ」と思った。何年もメルマガ受信してるだけで、何も購入していないぼくが「特別なお客様」なわけがない。百歩譲って、商品購入しない癖にメルマガ登録解除していないユーザー層を「特別なお客様」と先方が勝手に決めつけたとして、それを受け取った人間が「そうか自分は特別なんだ!」と思うのか。
 違法ではもちろんないけど、この手のいつからあるかわからない化石みたいな呼び込み文句、もうやめたらいいんじゃないですかね。種苗を売る会社が、判断力の弱った感染先を探して、タネじゃなくウィルスをばらまいてるみたいに見えてみっともない。
 こころざしがオレオレ詐欺と同じじゃないかと思う。うまくひっかかったらシメシメみたいな。合法か非合法かの差だけじゃないか。仮にどこかのお年寄りが自分は「特別なお客様」と信じてソラマメの種を一袋実際に育てるつもりなく購入(送料別で)したとしたら、それはかわいいエピソードなんでしょうか。
 厳選した担当者って誰?
 厳選って具体的に何を基準にどう斟酌して選んだってこと?
 自分のことも相手のことも馬鹿にするようなやり口っていつまでこの社会で続けられるんだろう。「実質ゼロ円」とか、「当選!」とか、結局長いことお金払わされるのわかってるのとか、当たりも何も不運の始まりでしかないこととか。
 こないだ社用携帯にあやしい会社から電話がかかってきて、こちらの社名(他)まで言ってきたから、なんで電話かけてるのかって聞いたら、「営業です、飛び込み営業の電話です」って開き直って一生懸命言われた。ちょっと辛い気持ちになった。自分を飛び込み営業って名乗るのって、どういう気持ち? そして飛び込まれるこちらはいったい何?
 「担当者」がちゃんと嘘とか飛び込みじゃない仕事をできるような仕組みに作り変えられないかな。騙されないのはもちろんだけど、誰にも誠実にって自分も意識しとかないと、こういうのってなくならないなって思う。
 タキイのメルマガでまた妙なの来るかもだけど、来たら「よしきた」でネタにしてnoteでいいねもらおうかな。
 もう書かんけど。

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