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俺はハーピィと共にこれからも走り続ける

現在34歳児の俺はかつて若かりし頃、原作遊戯王における孔雀舞サンの華麗なデュエルにあこがれた。
そんなに強く無いが見目麗しいモンスターを並べ、強化して戦う動きが素敵だと思った。
そのため、大学生時代から10年以上ハーピィデッキを握って戦ってきている。

ゴッドバードアタックで相手盤面を除去し、ヒステリックパーティで一気に攻め込んでいた頃。
シンクロが登場して、霞の谷やドラグニティと混ぜるなど試行錯誤していた頃。
エクシーズ登場により、ランク4を簡単に出せるハーピィが急に戦いやすくなってビックリしちゃった頃。
なんやかんやリンク召喚とも相性がいいことに気づくまで時間が掛かった頃。

そして今も、俺は舞サンのスピリッツを勝手に受け継ぎ、最新ゲームアプリ「マスターデュエル」の戦場においてもハーピィデッキで戦い続けることに拘っているというわけだ。

俺は鉄獣とハーピィを混ぜて新たなる戦線を組む

少しだけ遊戯王を離れていた俺は、マスターデュエルで復帰したことにより、あらためてハーピィデッキについて考えた。
基本的にどの時代でも、ハーピィデッキの戦闘力は一線級から少しだけ(うるせー!少しだけは少しだけじゃ!)下がったところに位置している。
それは、切り札の不在であったり、妨害力の不足であったり、原因はいくつか見えている。

そこで、それを外部委託することに決めた。
鉄獣戦線(トライブリゲード)との合併デッキの完成である。
このことにより、≪凶鳥のシュライグ≫というイケメン・切り札・妨害力の三拍子そろった優秀な鳥獣族を使用することができるようになった。

また、これが結構大きいのだが、召喚権を使うハーピィと、使わない鉄獣戦線、2つの展開ルートを初手に持つことができるようになった。
これにより、≪灰流うららちゃん≫(クソガキ)の妨害を散らすことが可能となったのだ。
どちらかが止められても、どちらかが展開できる。
ざまぁー、みろ!(※筆者は、灰流うららちゃんに並々ならぬ敵意を持っています。)

俺は先行で無限ループを敷く

基本的にこのデッキが先行を取れた場合、目指す盤面は「霞の谷の無限妨害(ミストバレー・エターナルループ)」だ。
具体的には、≪霞の谷の巨神鳥≫と≪霞の谷の雷鳥≫を並べることを指す。
●霞の谷の巨神鳥は、「霞の谷」カードを手札に戻すことで、相手の魔法・罠・モンスター効果を無効にして破壊する。
●霞の谷の雷鳥は、手札に戻ったら特殊召喚できる。
おや?
不思議だな。2体並べるだけで相手は何一つ動きがとれなくなったぞ?
(※実際には、ステータスの低い雷鳥を戦闘破壊する抜け道がある)

この強力な盤面を、鉄獣ハーピィにおいては簡単に構築することができる。
●≪ハーピィ・チャネラー≫と「ハーピィ」カード1枚
チャネラーを召喚し、効果発動。ハーピィズペット竜を特殊召喚。
⇒エクシーズして≪スターシップ・ギャラクシー・トマホーク≫。
⇒トマホークの効果発動、トークンをあと4体生成。
⇒うち3体で≪王神鳥シムルグ≫(ハーピィコンダクター経由)、あと2体で≪ユニオン・キャリアー≫をリンク召喚。
⇒キャリアーの効果で霞の谷の雷鳥をシムルグに装備。
⇒ターンエンド。シムルグの効果で霞の谷の巨神鳥を特殊召喚。
相手は死ぬ。

●≪ハーピィ・パフューマー≫と≪鉄獣戦線フラクトール≫、その他適当なモンスター1枚
⇒フラクトールの効果でデッキから≪鉄獣戦線ナーベル≫を落とし、≪鉄獣戦線ケラス≫を手札へ。
⇒ケラス特殊召喚、効果発動。王神鳥シムルグを特殊召喚。
⇒パフューマーを召喚し、効果発動。≪万華鏡≫を手札へ加えて発動。≪ハーピィ・レディ1≫特殊召喚。
⇒ハーピィ2体でユニオン・キャリアーをリンク召喚。
⇒上と同じ流れで、霞の谷の害悪コンビを揃える。
相手は死ぬ。

この2ルートが使えるのが一番いいのだが、困難な初手の場合は、
≪ハーピィ・レディSC≫を特殊召喚し、≪鉄獣の抗戦≫あたりを伏せることができればまあいいか、といったところである。

それすらできない手札の場合?
知らんわ。
もう何もせずエンドすれば?

俺は後攻でアーゼウスを通す

基本的に先行制圧された場合、巻き返すのはなかなか難しい。
しかしハーピィデッキにおいては、有効なルートが1つある。
まずは≪ハーピィの羽根吹雪≫を撃つ。
相手がこちらのターンに干渉してくるのは、モンスター効果によるものがほとんどであるため、これで自由に動くことができる。

そして≪ハーピィズペット幻竜≫をエクシーズ召喚だ。
これはチャネラーと適当な「ハーピィ」カードで簡単に出せる。
そして幻竜は、なんと直接攻撃ができるのだ。どんな盤面が敷かれていようとも、これで相手の顔に火が届く。

セイント・ファイヤー・ミラージュ・ギガ!
吹き飛べ!(吹き飛ばない)
いいのだ。
これは相手を倒すための攻撃ではない。
「エクシーズモンスターが戦闘をした」その事実のための攻撃なのだ。

・・・現れろ!
≪ネガロギア アーゼウス≫ッ!!!!!
そしてエクシーズ素材は4つ!
とりあえず今1回効果を発動して、もう1回分残すことができるんだぞ!

俺は次シーズンこそダイヤモンド帯を目指す

これらの素晴らしいモンスターたちに助けられ、今シーズンはルーキーランクからプラチナ4まで上がることができた。
しかしまだだ。
まだいける。

俺は・・・ほとんど役に立っていない≪サンダー・ボルト≫と≪ライトニング・ストーム≫を、抜く!

そして、

くそ、そして、

そのスペースに≪灰流うららちゃん≫を、入れるッッッッッ!!!!!!!

俺のデッキ名は次シーズンからこうだ!
「鉄獣ハーピィうららちゃん」!!!!!
これでダイヤモンド帯に行けなかったら、嘘だぜっ!

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