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君もデビラビローグでデッキ構築ゲームの世界に飛び込もう

全てのゲームプレイヤーに、デビラビローグを遊んでほしい。

なので、最初に紹介文を書く。

俺のプレイ感想を読みたい場合は、目次から「Slay (with) The Spear」に飛んでほしい。

デビラビローグとは

デビラビローグは、いわゆるデッキ構築型ローグライクゲームである。

公式サイトはここ↓だ。なるべく早めにダウンロードしてくれ。

https://www.kemco.jp/game/devilaby/ja/

レベル1の状態で始まり、戦闘は全てカードで行う。ダンジョンを進みつつカードを集めデッキを強化し、そのデッキで最下層のボス撃破を目指す。そして次のダンジョンに挑む際にはまたレベル1から始まる。そんなゲームだ。

その中でも特に初心者に優しい、このジャンル入門向けのゲームがデビラビローグだ。

もっと抽象的にイメージを伝えるならば、眼前に立ちふさがる

『妖怪1足りない』

を、あらゆるパワーでもって打ち破るゲームなのだ。

誰だって相対したことのあるだろう『妖怪1足りない』は、このデビラビローグにおいてもプレイヤーの前に何度も何度も現れ、あざわらう。

あと1ターンあれば・・・!

あと1マナあれば・・・!

あと1ダメージさえあればァ・・・ッ!!!

しかし嘆くな。立ち止まるな。次こそそいつを打ち破ってやれ。

そのためのパワーがこのゲームには用意されているのだから。

プレイヤーの経験と知識がパワーだ

まずは何よりこれだ。

プレイを始めたばかりの者が弱いのは当然だ。しかし経験を重ねることで、それぞれの状況に応じた最適解を選べるようになる。

たとえば、デビラビローグは戦闘が少し特殊だ。

戦闘

各味方ターンが来ると、5枚の手札と3マナが得られる。このマナを手札のカードコストとして消費し、様々な行動を行う。このタイプのゲームとしてはおなじみのシステムだ。

しかし、見てほしい。

デビラビローグは味方が3人いるのだ。ここが、他のゲームと異なる特殊性の肝だ。

・敵からの攻撃を受けるのは、前衛(右端)のキャラクターだけである。

・後衛(左端)のキャラは、毎ターンHPが少し回復する。

・味方ターン中はいつでも、1マナを使って隊列の「チェンジ」ができる。

これらの情報は、もちろん口頭での説明はされるが、やはりプレイを重ねて体に脳に染み込ませていくことが重要だ。

するといずれ、前衛の体力が減れば「チェンジ」で後ろに下げる、とか、3人の誰も耐えられないダメージが来る場合は一番弱ってる奴を前に出して死んでもらう、などの最適行動が自然と行えるようになるのだ。

これが経験の生み出すパワーだ。


そして知識もまたパワーの源だ。

デッキに入れるカード、そして宝箱から手に入る秘法アイテム。それらの入手は基本的にランダムで、思ったとおりのデッキを組むことは難しい。

だがそれらの効果を覚えることで、君はシナジーを生み出し、コンボを成立させることができる。

具体的なカードを見ていこう。

ライトスラッシュ

たとえばこのカードは初期デッキに3枚も入っている基本攻撃カードだ。それだけ聞くと、どうせ弱いんでしょ?と思うだろうが、確かにこのままではカードパワーが低くてお話にならない。正解だ。

ランニングアタック

そしてこれは、敵を倒して得られるカードの1枚だ。明らかにこちらの方が強いように見えるだろう。

では「ライトスラッシュ」を全て「ランニングアタック」に入れ替えれば強いデッキになるのだろうか。

ハードスラッシュ

しかしこんなカードもある。「ライトスラッシュ」を捨ててしまった後でこのカードを引き当て、悔しい思いをすることも考えられる。

スラッシュボタン

さらにはこんな秘法アイテムもある。こうなってくると、「ライトスラッシュ」はむしろ可能性の塊のようにも見えてくる。

チェンジヒット

ではこのカードはどうだろう。そう、「ランニングアタック」との相性がいいのだ。

こういったカードや秘法の効果を覚えていけば、ランダムの嵐の中でも、君は強い組み合わせを見出し、素晴らしいデッキを組み上げることができるのだ。

これが知識の生み出すパワーだ。


確かにこのゲームはローグライクで、何度プレイしようとも最初はレベル1からのスタートになる。

しかし、それはゲームの中のキャラクターの話だ。

俺や君は違う!

だって俺たちは、経験と知識を得て、プレイのたびに強く強くなっているじゃないか!

このパワーを積み重ねていけば、『1足りない』どころか、『オーバーキル』の領域に達するのも遠くは無いだろう。

しかしそれでも。

プレイのたびに何かデータとして「残るもの」がほしい。

そういう気持ちもまた理解できる。

そんな君は次の章を読んでくれ。

ガチャを回して得られるパワーだ

これぞジャパニーズ・ゲームの誇る必殺のガチャ・パワーだ。

ガチャ

「ザガンガチャ」と呼ばれるこのガチャマシーンは、ログインボーナス(そう、ログボもあるのだ!)やダンジョン踏破によって得られるデビコインでガンガン回す事ができる。

しかも引き切り制で(ボックスガチャと言えばいいのか?)、一度引いたハズレを二度引く恐れがないのだ。有情過ぎて涙が出る。

排出される目玉としては、新たなカードや秘法。これらはもちろんそのまま自分のデッキに入るわけではなく、カードプールに実装されるという言い方が正しいだろう。いずれも強力、または個性の強いカードばかりで、ガチャ欲をビンビン刺激してくれるってわけだ。

そしていわゆるハズレ枠の「ステッカー」。

実はこいつこそがパワーなのだ。

ステッカー

ステッカーとは、プレイヤーにかかる永続バフを指す。

一度このステッカーを引いてしまえば、今後はずっとライトスラッシュが一段階強化されたままでゲームが始まる。それがどれだけのアドバンテージか、想像できるだろうか?

つまりザガンガチャには2つの側面がある。

カードや秘法を得ることで可能性を広げる側面と。

ステッカーを得ることで地盤を固める側面と。

いずれにしても回せば回すだけそれは君のパワーになるのだ。

(カードプールが広がることで、特定のカードを引きづらくなり、コンボが成立しづらくなるのでは?という懸念も理解できる。だがやはり俺は、ガチャを引きたい欲に抗う必要は無いと考える。だって新しいカードで遊びたいじゃない!)

1回ダンジョンを踏破すれば10連ガチャを回せるほどの石が手に入るところもありがたい。

そしてガチャの筐体はなんと5種類。

君もガチャ魔人と化してパワーを得よう。回転は無限のパワーだ。

最後は運命のパワーだ

それでも。

上記2つのパワーを得てなお、最後は運命力に委ねられる。

せっかく強力なカードを1枚手に入れたのに、それとコンボできるカードが来なかったり。

どうあがいても突破できない行動パターンの敵に当たったり。

お金はあるのにショップマスが出なかったり。

それでも、だ。

それこそがゲームだ。

デビラビローグの楽しさだ。

悪運に道を阻まれようとも、何度だって挑めばいい。

『妖怪1足りない』との戦いでは、俺たちプレイヤーが圧倒的に有利なのだから。

だって俺たちには、何度1足りなかろうが、もう1回やるという選択肢がいつだってあるのだから。

だから、最後の最後は、勝つまでやるという心のパワーだ。

Slay (with) The Spear

ところで筆者は、初期デッキに入っている

ダブルスピア

スピア系のカードに今脳を灼かれており、そのデッキばかり使っている。

スピア系のカードは、スラッシュ系のカードに対して一撃の威力が低い分、複数回攻撃のできる特性を持っている。

そのため、キャラクターの基礎攻撃力の上昇が威力に大きく反映されるし、何よりこのカードの存在が俺の胸を熱くした。

スピアオブスピア

スピアオブスピア。槍の中の槍。このカードの次に使用するスピアカードは、その効果を2回発動するという夢の有るカードだ。たとえば2マナコストの強力なスピアカードを2連続発動できればなんとも気持ちいい。

俺はこのカードに酔いしれ、デッキ10枚中3枚をこのカードにし、スピアオブスピアでスピアオブスピアをスピアオブスピアするなどという事態も日常茶飯事だった。

しかし本当は、こいつをスピアオブスピアしたかった。

ロストスピア

この強烈なスピアを2連撃できれば気持ちいいよなぁ~!

いや待っていぷしろさん!

そのコンボにはスピアオブスピアの1マナと、ロストスピアの3マナ、合計4マナかかる!対して1ターンに使えるマナは3マナ!無理だよ!

でも、

でもだよ、

発動できれば気持ちいいよなぁ~!!!!!!

根性巻き

うおおおおおおおおド根性ォォォォォォォォォ!!!!!!

俺は叫び、このコンボが成立するのは強敵戦かボスバトルだけなので、あえて強敵戦にガンガン挑み、

あえなく砕け散った・・・!(本末転倒)

まあ・・・

だからよ・・・

もう1回やろうぜ・・・!(スピアオブスピアをデッキに投入しながら)


それはともかくこのゲーム、秘法のフレーバーテキストも面白いし、何よりカード名がかっこよくて嬉しいのよね。

さっきガチャで引き当てたこれ!

ファイナルスピア

う、

うお・・・

俺はこのカードと運命を共にするぜ・・・!!!!(スピアオブスピアをデッキに投入しながら)

エリゴールの可愛さは最強のパワーだ

あとこのデビラビローグ、このジャンルのゲームにしては珍しく、メインストーリーがあります。

次期魔王を決めるための「魔王選定戦」に挑む、主人公セイル。セイルは現魔王の息子ですが、諸々の事情であまり強くないのです。

セイル

最初は選定戦にあまり乗り気でなかったセイルですが、ヒロインのエリゴールと出会ったことをきっかけに、徐々に前向きに、選定戦に取り組んでいくわけです。

このストーリーを追いたい!というモチベーションもダンジョン攻略につながるので、非常に噛み合わせがいいですね。

っていうかね、

エリゴール

エリゴールちゃんくっそかわいいですねえ!

が、我慢できねえ、俺、ダンジョン行ってくる!(スピアオブスピアをデッキに投入しながら)

だって令和のこの時代に、暴力系ドS自称嫁ヒロインだよ!しかも金髪リボンドリルツインテで栄養バランスもいい!

このテキストを書いてるモチベーションの一つは、デビラビローグが流行りに流行りまくって、エリゴールちゃんのエッチ・ピクチャーがあらゆるところに投稿される未来を見たいからなんだよ!!!!



まあそれはそうと、

何度でも言いますけど、やっぱりこのゲームは『1足りない』をあらゆるパワーでねじ伏せるゲームなわけです。

主人公のセイル君は、ずっと『1足りない』状態だった。

そこにエリゴールちゃんがやってきて、セイル君はやっと前を向けた。

さらにナーベルスちゃんや支援者の方々、素敵な好敵手バルバスさん、なんかよくわからん変な奴ヤマト、不思議包帯ニンジャ娘フールフールちゃんなどなど、これでもかってほど様々なパワーが今彼を前に進めている。


君もデビラビローグの世界に飛び込み、セイル君といっしょに、あらゆるパワーをもって『妖怪1足りない』をフルボコボコにしてやろうぜ。


※あらためて。公式サイトはこちら↓だ。さあ、レッツデビラビ!

https://www.kemco.jp/game/devilaby/ja/

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