2024年4月号の見どころ(Vol.65, No.4)
本日より本会第86回全国大会が神奈川大学横浜キャンパスで3日間開催されております.現地はもちろんのことZoomやYouTubeライブを用いたオンライン参加も充実しておりますので是非一部だけでもご参加いただければと思います.特に,聴講参加登録ページにありますように特別講演/招待講演/イベント企画については無料,学生さんは上記に加えて「一般セッション/学生セッション」も無料となっております.会誌編集委員や会誌の記事執筆者にお会いできるチャンスでもあります.
会誌編集委員会からは,小学生以下の研究者が集まり,自身の研究について発表・ディス カッションを行うという「IPSJ KIDS」を日時:3月17日(日)の12:20~第5イベント会場にて開催します.
また,情報処理学会の各研究会から推薦された選りすぐりの『若手トップ研究者たち』が,自身の最先端の研究を弾丸トークで紹介するイベント「IPSJ ONE」は3月16日(土)15:20~開催されますのでお見逃しなく!
特集「医療ビッグデータで見る多死社会」
さて,今月号の特集は「医療ビッグデータで見る多死社会」です.具体的に「匿名医療保険等関連情報データベース(NDB)」と「国保データベース(KDB)」をとりあげ、概要やデータ分析の現状や問題点、今後高齢化社会を迎えるにあたって医療や介護現場のDXについてどのようにすべきかを考えさせられる特集となっております.
巻頭コラムは鈴木寛氏による「AI、判断と決断と説得」
みなさんの周辺にもAIが多く浸透してきていると思いますがAIによる判断や決断について考えたことはありますか? 鈴木寛氏による巻頭コラムでは「AI、判断と決断と説得」というタイトルで考えさせられる内容となっております.巻頭コラム執筆者も幅広いジャンルの方にお声がけさせていただいております.ご推薦などありましたら、事務局やお近くの編集委員までお寄せください.
特別解説「いらすとや×AI:画像生成AIが変える商用画像の未来」
特別解説のコーナーについては「2024年1月号の見どころ」でもお伝えしたように,タイムリーな話題について短く簡潔な解説記事を本会会員にお届けるコーナーです.先にnoteに掲載しその後,紙面に掲載するという体制をとっており,今月号の紙面に掲載の特別解説「いらすとや×AI:画像生成AIが変える商用画像の未来」はnoteでは2024年1月9日にすでに掲載済みのものです.noteのアクセス数も多く,非常に人気のある記事ですのでまだ読んでいらっしゃらない方はこの機会に是非ご覧ください.
さて,会誌編集委員会での委員の任期は4月~翌年3月となっております.4月号ということで,3月で退任される委員の方に「ほっとタイム」コーナーでご執筆いただきました.各委員の方々が2年2期をどのように過ごされたのか,どんな特集をご担当されたのか,編集委員会についてどう思っていたのかなどを書いてくださっています.また,これを読んで編集委員に興味のある方,適任の方をご存じの方はお近くの委員までお声がけください.