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「落語と講談」開催のワケ③~なぜ、紙芝居の一座が落語や講談の会を開催するのか?

落語と紙芝居。
そして講談。

子育てを通して落語の水たまりに遊び、紙芝居というポータブルなエンターテイメントの舞台監督ごっこから、とうとう講談に辿り着いたわけですが、やはり本物を見せたくなるのは落語の時と同じ。

演者としてド素人な紙芝居の会に、こんなにも足を運んでくれるお客さん達。
絶対好きになる確信がありました。

講談。

落語を柳家小はぜさんにお願いしたときもそうでしたが、紙芝居のお客さまにとっては恐らく初めてナマで聞く講談ですから「誰を入口にするか」は非常に重要なわけです。

田辺いちかさん。

もう、お子さんと一緒に紙芝居を見に来ていたお母さんたちから賞賛の嵐でした。

伝統話芸を愛する素養のある人たちが、ここにいる。
そうか、いっぷく座の紙芝居が大好きな子ども達の親だもの。

もちろん、いっぷく座育ちの小さなツワモノ達も。

孤軍奮闘と思っていたのが、案外身近に味方の伏兵が居てくれたような気分になって、この小さな紙芝居一座は意気揚々、落語と講談の会を主催しているのでございます。

紙芝居を入口に落語、そして講談。
『みんなの古民家』という築150年の齢を重ねた優しい空間で、これからも豊かなひとときを演者さんと、そしてお客さまと重ねて行きたいのです。

紙芝居いっぷく座 拝

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