見出し画像

弁当屋、勇気を出して電話対応を手放してみる

ゴールデンウィーク、運動会シーズンが過ぎ、その後も平日含めお弁当の予約が途切れません。

本当に世の中コロナで止まっていたんだなぁ。

予約が多いのはありがたいけど、ここで一つ問題が。それは『電話対応』!

個人店あるある…。予約や問い合わせの電話対応に時間を取られて仕事が進まないという。弁当の需要が高く忙しい時ほど、当然問い合わせも増える。配達弁当屋なので基本、調理中か運転中。電話に出たりメールを返したりすると全部中断。

私達夫婦とパートスタッフ常時1、2名で300から400食を回しているので電話専任を置くのは難しいのです。

その上ごはん屋いっぽは決まったメニューというより、夫が予算やシーン、年齢層を聞いて『良い感じ』に作るスタイル。これが『予算内で全員が食べられるものを用意する』という実はなかなか厄介な任務を任された会社や自治会の弁当担当者さんに好評。条件だけ伝えて後は『おまかせでっ』が出来るのが良かったらしく会社、学校、公共関係からの予約は順調に伸びてきた。

その自負もあって、私が電話代行やネット予約を提案しても夫は中々電話対応が手放せなかった。

ただ、今年に入ってからの忙しさは尋常ではなく電話も1日数件だったのが10件20件かかって来る事も珍しく無い。これでは1番大事な商品の提供に差し障る。本末転倒ですよね。

それに、隣で見ていると電話の半数は常連さんで

客:○月○日に○個お願いしまーす。
夫:あ、はーい。かしこまりました!

みたいな感じ。残りの3割がキャンセルや配達の基本情報の問い合わせで2割が実際に細かい打ち合わせが必要なパターン。

ゼロからスタートして新規を増やしてきた今までは確かに夫が直接コミュニケーションを取る事が必要だった。でも固定客も増えた今、お客さんの使い易さも変わってくる。正直予約が減ってしまう不安はあるけど、このままでは忙殺されて大きなミスになりかねない。話し合った結果、勇気を出してネット予約導入を決めた。

実際、試験運用してみると注文の履歴や確定メールは見返せるのでお客さん的にも安心感に繋がる。24時間いつでも予約出来るのも助かると概ね好評。基本情報も盛り込めるしね。

きっと使っていくうちに多少の問題点はあるだろうけど都度改善していけば良い。手が空いた時間で商品のクオリティを上げれば常連さんも喜ぶし新規のお客さんに関しては電話対応を丁寧にしても良い。

今回は元々使っていたエアレジの予約システムを使ってみた。本来は美容院などの利用が多いみたいだけどシンプルなのでやり方次第で弁当配達にも応用出来ました。

予約フォーム

私も、告知用の画像を超特急で作成!ラクスルでポスターとチラシを発注して(ラクスル便利…)インスタにもアップして認知度を上げていきます。夫に比べて私に出来る事は少ないけど少しでも仕事がスムーズに行くように裏方頑張ります!

チラシ作成!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?