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看板②動物園

市営動物園に申し込みをした動物スポンサー、無事認定されました。飼育されている動物を選んでごはん代を寄付動物を支える事が出来る上に飼育舎に看板がつけられる素敵なシステム。

以前の記事にも書きましたがこの市営動物園、豊橋の子育て世代に大人気。広い敷地でのびのび遊べて動物もいるし遊具もあって子供は嬉しい。料金も安くて親も安心。年パスは必須アイテムらしい。

元々いっぽの顧客は子育て中の主婦が多い。そして地元企業が会社やイベントで弁当を使うなら、社員としてもターゲットとしてもメイン層である子育て世代に印象の良い店を選びたい。はず。

個人、企業両方にアピール出来るのでは?そんな商売の思惑も。プラス、単純に支えてくれるメインのお客さんや子育てをしながら働いてくれるスタッフへの還元にもなる!という良い事づくめな投資先なのだ。

先ずは寄附する動物を選ぶ。キリン、ライオン、レッサーパンダ、沢山のスター動物を差し置いて我々いっぽが選んだ動物は…

勘九郎と大五郎。名前がシブい!

ホンドタヌキ!!!かわいい。

えっ?地味?失礼な。でも、まぁ確かに目立つ存在では無いかも。ただ自分が好きって言うのもある。可愛いじゃない。この丸っこいフォルム。短い足。

もちろん、経営者としての理由もちゃんとありますよ。まず単純にスター動物は人気なんです。他の企業さんが既にスポンサーとして名を連ねていて、そこに並ぶ形になります。埋もれちゃう。

その点タヌキさんは、いっぽが独占出来る。

あと、例えばライオンとかキリンとかって何かウチっぽく無い。カッコ良すぎる。店のイメージと合わない。

いっぽの弁当は『日常使い』してもらう事がベース。その為に、『身近、楽しい、のんき』みたいな店舗イメージをデザインしているつもり。

そんなイメージに合うキャラクターの動物を探した結果、白羽の矢が立ったのが。そうタヌキ!

タヌキと聞いてイメージするのは昔話や、あのジブリ映画の親しみやすく楽し気でのんきなどこか憎めないキャラクター。いっぽの目指す『日常に根付いた存在』ピッタリじゃないか。店の印象が伝わりやすい。

というわけで、『ごはん屋いっぽ』がタヌキさんの『ごはん代』を寄付決定。いっぱいお食べ。

プレートのデザインが可愛い
弱いのか、ある意味強いのか?

チョットだけ寄付して小さなプレートが付いただけなのに何だか愛着湧きますねぇ。スタッフも盛り上がってくれました。

もう気分は『ウチのタヌぽん』です。個人的に、自然界という戦場にいながら『特に身を守る武器を持たない』所も素敵。平和主義…?

近年は猫やアライグマに脅かされながらも、なんだかんだ丸腰のまま生き延びている彼ら。資金もツテも無いまま商売の世界に飛び込んだ私達。武器も無いが失う物も無い!タヌキのたくましさにもあやかって行きたいものですね。

楽しく、たくましく。ごはん屋いっぽの来年のテーマかな?

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