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初っ端のやらかし

2020年2月10日に日本毛織3201を買いその2日後に岡部5959を購入した。
日本毛織や岡部は財務が良く、収益を比較的安定していたため購入には十分だと感じていた。
しかし、しばらくするとコロナショックにより日本毛織は2月に株価1100だったのが株価800を切り、岡部は株価888から3月には一時650を切るまでになった。当時の僕は著名投資家ウォーレンバフェットやその師であるベンジャミングレアムから『買った株は決して狼狽売りしてはならぬ』と教わっていたため、株価が急落するのをただ眺めていた。
 当時僕はハワード・マークスの市場のサイクルを極めるを読んでいた。今考えればみんなが楽観的になっている時にこそ慎重になれという言葉は真実だったように感じる。なぜなら当時12月から1月ごろには日経平均が最高値を更新しており、TwitterやYouTubeである投資家たちは日経平均は伸び続けると楽観的な印象だった。当時、逆にYouTubeで高橋ダンさんが日本の株価に警鐘を鳴らしていたのには興味をそそられた。僕は株価が上がりすぎているのではないかと考えていたが、何も銘柄を持たずに利益を得る機会を逃したくないと株を購入してしまった。
 今回は以上のことから忍耐強く待つことの難しさを学んだ。投資においては忍耐図よくその日が来るのを待つ非有ようがある。しかし、何にもしないことは自分が無力で役に立たないような苦しみを味わう。それゆえに僕は一ヶ月待たずに株を買ってしまった。

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