見出し画像

Week5 もう一つの高校へ

こんにちは。いっぽです。
派遣されてから一か月がたちました。感想は早いに尽きます。まだまだできてないことがたくさんある中での一か月。10か月はあっという間だということを思い知らされます。とは言いつつも、一週間の研修と一週間の準備期間が含まれているので、二週間しか授業をしておらず。本当の意味で何もしていないというのも事実です。二か月目はしっかり授業に入るでしょうから、何ができるかを考えながら生活していこうと思います。

移動について

 まずもう一つの派遣校は、先週徒歩で通っていたフーミー高校とはちがい20キロあります。手段はタクシーかバスになります。バスのほうが値段がはるかに安いですが、ベトナム語がまだまだ発展途上の僕にとっては難易度が高いです。ですので、なれるまではタクシーで通っていくつもりです。一日目は沈黙がほとんどでしたが。そこはフレンドリーなベトナム人、5日目には、軽く天気の会話をしたり、今日食べた・食べるご飯の話などを交わします。これを続けて私のベトナム語能力も発展するといいなと思います。

チャウタイン高校へ

 チャウタイン高校はバリア・ブンタウ省の省都であるバリア市にある高校です。省内で3本の指に入る進学校で賢い生徒が多いという情報が入っています。学校のつくりはフーミー高校とほとんど同じで、各学年10クラス以上あり、一クラスは40人前後います。カウンターパート(以下CP)の先生は男女一人ずつの二人です。
 
 授業では、今週も11年生と12年生でした。一か月間は全クラス初授業が続くので、例のごとく自己紹介をします。そして2,3コマは通常授業に入りました。11年生は「こそあど」、12年生は「~ましょう」「て系」を学習しました。授業の雰囲気としては、11年生は構文が簡単なこともあってとても明るく授業が進みます。一方12年生は、受験に向けてより勉強が大変になっていき、また、日本語の内容も難しくなっていくため、少し疲れているような、集中力が切れがちな印象を感じました。なんとなく日本の高校生と比べると、高校生というよりかは中学生の雰囲気を少し感じています。一か月後には私がいない間に授業が進んでいるでしょうから、パンクしていないかが心配なところです。11年生の授業の雰囲気については、インスタグラムで紹介していますので、ぜひご覧ください。

https://www.instagram.com/np11___ippon/

慣れてくる時期

 一か月たったということでベトナムでの生活は少し慣れてきたかなというように感じます。道を渡ることや店での受け答えはある程度できてきました。あとは、不意に聞かれたことやいつもと違う聞き方をされたときに対応できるようにしたいです。今現在は翻訳アプリに常に助けられています。

 私の住むフーミーは国道沿いの田舎町という感じですが、海外ブランド物を扱ったショップがありました。例えばナイキ、アディダス、プーマ、リーバイス、ノースフェイスなどです。試しに入ってみました。もちろん値札はついておらず、靴は~ドン、服は~ドンというように店員さんが言っています。まあおそらく偽物でしょう。ノースフェイスのTシャツを買ってみようと思い値段を聞くと25万ドン、およそ1500円です。日本でそのような値段で買えるはずがありませんから、偽物ほぼ確定です。不思議な水をはじく生地でしたが、意外にも着心地がいいので普段着や寝巻として愛用中です。日本への持ち込みは大丈夫でしょうか。帰国時に賭けてみましょう。

明らかにおかしいTシャツ

おわりに

 今一日遅れの月曜日、授業前にカフェで書いていますが、イヤホンを忘れました。音楽やラジオをほぼ常に聞いている私にとっては少し寂しいです。忘れないようにしていきたいです。このように、精神安定剤のようなものを一つでも持っていると、不慣れな地での生活によるストレスを軽減できます。楽観的な私にとってはストレスとはよくわからないのですが、気づかずに感じているものでもあります。人と人とのかかわりをたくさんして、楽しく生活していきます。では!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?