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Week15 おにぎりにぎにぎ

こんにちは。いっぽです。今週は家の近所のフーミー高校の週です。一つ気づいたのは、今週の先生のクラスは一コマ目からの授業が多いことです。つまり、朝7時から授業が始まります。リズムを戻す週ですね。

おにぎり文化紹介

 今週の一大イベントといえば、おにぎり文化紹介でしょう。とはいいつつも、日本企業が多く進出し、この小さな町にさえ三軒の日本食レストランがあることから、日本文化がベトナムにもある程度浸透している今、おにぎりは生徒はよく知っています。クラスの始まりにおにぎりを食べたことがある人、作ったことがある人と聞くと、多くの生徒が手を上げます。しかし、生徒は、食べることが大好きです。何度作っても盛り上がるでしょう。
 さて、どのような流れかというと、まずは説明です。ただ作るだけでは、おにぎりのことをある程度知っている今、何も生まれないと思いました。ですので、現代のおにぎりを紹介することにしました。今のコンビニエンスストアでは、さまざまな種類のおにぎりが生まれていますし、おにぎり専門店なるものも、日本では流行していました。写真やデータを見てもらって、今の日本のおにぎり文化について紹介しました。
 その後は、それを踏まえておにぎりを作ってもらいました。事前にベトナム人の日本語の先生に、生徒に材料を用意するように頼みます。その際に、「日本のおにぎりの食材は、ベトナムで手に入れるのが難しいので、おにぎりに合いそうなものを持ってきてください。」と言ってもらいました。そして、生徒はなにを持ってきたかというと、キムチ、ウインナー、コーン、ツナ、キュウリなどでした。私が個人的にうれしかったのは、よくバインミーに入っている、綿状の豚肉です。ベトナム語では、Chà Bôngチャーボン)といいます。これがおにぎりに合うのです!特に、ツナマヨみたいに、チャーボンマヨにしたものはギルティおにぎりでした。
 生徒に任せると、生徒に負担がかかっているのは承知ですが、巻きずしの時のように、創造力あふれるものが出来上がるので、私は楽しみにしています。

(左)チャーボンキムチおにぎり
わかめご飯に見えて韓国海苔おにぎり
バットマンおにぎり
ツナマヨチャーボンおにぎり

おわりに

 今週は、おにぎりの文化紹介をしましたが、実は、12年生の一クラスしかしていません。というのも、10年生は、ひらがな、カタカナとやることがたいりょうにあるため、文化紹介をとる時間に余裕がないそうです。これは、私のもう一行の派遣校も同様の状況であることが多いです。どちらの学校も、カリキュラムがしっかりとしていて、学力も高めな学校なので、忙しいそうです。勉強ばかりでは、いやになってしまうでしょうから、僕がきたときくらいは、息抜きできるような活動を考えていきたいです。では!


日本食レストランででてきた牛丼

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