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努力の積み重ねの先を掴み取った子どもたち

今日は「ふくおか教育月間記念行事」に参加させて頂いた。


ある日、WEB広告で開催を知り、記念講演「役に立つ数学・美しい数学 数学に魅せられた理由/数学はこんなところで役に立つ/数学って美しい!」(京都大学高等研究院 院長・特別教授 森重文先生)が拝聴したく思ったのだった。

それは特に私が数学に興味があるわけではないが、娘が去年まで数学に没頭してきて、将来は数学の教師になりたいと言っていたからだった。取り憑かれたように数学を勉強し、将来は数学を使った職業ということで教師を目指していた。

もちろん教師も素晴らしい職業だし、そうなりたいと憧れるような先生に出会えた娘は幸せだなと思う。

ただふと、数学を使った仕事って教師や研究者以外にどんな仕事があるんだろうと思った。もちろん色々あるだろうけど、大学で数学科を卒業した人達はどんな分野に進まれるのかなと。私の友人には数学科卒の人はおらず、未知の世界…

娘が興味を持った分野を少しでも知ることができるかも?

そうだ!こんな機会もめったにない!
一緒に行かないか軽く娘も誘ってみた。

するとなんとビックリ!

このふくおか教育月間記念行事の中で行われる「福岡教育文化表彰」に受賞者として授賞式の案内が学校へ届いてたけど、欠席で返事したとのこと。

あらら…

大学受験本番も目前ということでまぁ無理は言えない。

それでも私は行く!娘本人はいないけど(笑)

受付で受賞者リストをいただいて受賞理由を知り、改めてこれまでの娘の頑張りにジーンとくるものがあった。それはもちろん娘の努力があってこそだが、ここまでくるのにはどれだけ多くの方に支えていただいたことか計り知れない。

森先生のご講演で娘の興味ある分野を垣間見させていただき、数学を問題を解くだけの勉強ではなく、新しい視点からの捉え方を知り、難しいながらも少しだけ娘が面白いと感じる感覚を共有できた気がする。

またオープニングセレモニーでは、「クラシックを遊ぶ音楽実験室」をテーマに、誰もが知っているクラシックの名曲をさまざまな音楽や環境音と融合させ、聴くだけではなく観て楽しいコンサート活動を続けるピアノとヴァイオリンのデュオ、スギテツさんの演奏を鑑賞させていただいた。
短い時間でありながらとても楽しく、また新幹線の顔を製造している山下工業所さん特製、世界でたった1つのアルミのヴァイオリンの音色も聴かせて頂けたりと贅沢な時間を過ごすことができた。

また全日本合唱コンクール全国大会で金賞を受賞した小学生の合唱も聴かせていただき、美しいハーモニーにこれまたうっとりし、元気や勇気も頂いた。

表彰式では文化、学術、スポーツなど様々な分野で立派な功績を残した子どもたちが表彰された。我が子は欠席で、全く関わりもなく詳しいことなんて何も知らない子どもたちばかりだけど、表彰された子どもたちの今までの努力の積み重ねを想像するだけで涙が出てきた。

努力の積み重ねの先にあるものを掴み取った子どもたちの姿は輝いていて、そんな姿に私も背中を押してもらった。

未来を担っていく子どもたち、その子どもたちの土台となる教育について考える1日となった。親として、社会の一大人として、私はいったいどのような形で貢献できるだろうか。

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