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「ムチン」とは、動物性の成分を指す言葉です。
本件誤報が「ネバネバ詐欺」の温床になっていたことが判明し、全国的規模での訂正が行われています。
「ネバネバ詐欺」とは、ムチンが動物性成分であることを知りながら、ムチンが植物や発酵食品の中に含まれると偽ったり、あるいは、ムチンが含まれている不都合な事実を隠すために誤情報に便乗したりする行為全般を指します。
「ねばねば食材が体にいい」という情報は、動物・植物が持つネバネバ成分を誤認混同させる「英: mucin」の誤った日本語訳(粘液素、粘液質、粘素)に由来しています。
ヒトの粘膜は糖の代謝系であり、ムチンはその代謝物(老廃物)です。したがって、ムチンを免疫・生体防御物質とは呼べません。
つまり、ムチンは粘膜を保護しません。
「ムチン様」「ムチン質」はもちろん、「ムコ多糖体」、「ムコ多糖」、「コンドロイチン(硫酸)」、「ヒアルロン酸」、そして「ムチン型糖タンパク質」も動物性の成分を指す言葉です。
なお、最新の訂正状況については各自、キーワード検索「ムチン 訂正」でご確認ください。
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