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今年一番

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皆さんはこのような言葉を
聞いたり使ったりした事はないだろうか


「この映画、今年一番面白かったわ」

「この肉、今年一番美味いな」



今年一番



いい内容で言われると
嬉しかったりする。



しかしふと考えてみると
この「今年一番」という言葉
どのくらい信憑性があるのだろうか。





まずは時期で考えてみよう


例えば1月


これは言われても
正直全く響かないし、
まだ1年はじまったばっかりなんやから
全然何も体験してないしそらそうやろ

となるだけだ。


もはやボケと捉えられる可能性も高い



では2月から先はどうだろう。


この段階でもまだ
「今年一番良かったよ」
などと言われてもそこまで嬉しくない。



そして6月頃になってくると


「このドラマ上半期で一番ハマったわ」


などと言い出す人々が出てくる。



これは上半期と括っているので
かなり信憑性が高い。



ただ、あまり嬉しくない


人が人を褒めたり、
人が何か物を心の底から褒めたりする時は
もっと感情がそのまま出たような
表現になるはずだと僕は思うのだ。


思わず出てしまったみたいな


「上半期」
というワードが出た時点で
ちょっと捻っているというか
冷静に分析してしまっている感がある


だからあまり嬉しくない。



何ヶ月か過ぎ、
10月頃になってくると
かなり信憑性が高まってくる。


もうこの時期の
「今年一番良かった」は
今年暫定1位のまま年を明ける可能性が
高いからだ。


もちろん年末は沢山の事が起こるので
順位を塗り替えられる事もあるだろうが
それでも2位か3位には止まれる気がする。



そして12月下旬


ちょうど今の時期に言われれば
これはもうハッキリ喜んでいいだろう。



時期においては
このくらいの分析で
だいたい合っているのではないだろうか



しかしまだ問題は残っている。



そもそもの
「今年一番」と言う単語自体に
信憑性があるのかどうかという問題だ。



例えば

「これ今年食ったラーメンで一番旨いなぁ」

と誰かが言ったとする。


しかし、その年食べたラーメンの全てを
完全に把握している人などいるだろうか


その日の体調もあるだろうし
メンタルもあるだろう。


彼女にフラれた日に食べたラーメンは
味も変わるかもしれない
(フラれた日にラーメン食うなよ)


そんな自分勝手な
加点、減点が介入しうる採点方式では
一番じゃないと言われても
納得できないだろう。


さらに
「今年一番」と安易に使う人の発言は
ハッキリ言って信用できない。






ここまで考えてきて
ある事に気がついた。



皆さんも薄々感づいているかもしれない。



なぜ僕が今日こんな事を
言い出したかだ。





完全に昨日見たM-1の影響だ。



昨日
今年一番を大々的に決める大会を見たせいで
今日あたかも自分のアイディアかのように
長々と書いてしまった。



しかも、誰かにバレるのが嫌過ぎて
あらかじめ自分で発表する事によって
誤魔化そうとした。


ヤバイ


今年一番恥ずかしい





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