めっちゃお笑いファン

⭐️⭐️⭐️
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皆さんこんばんは
フリックフラックの髙橋壱歩です。

いつも僕の記事をお読みいただき
ありがとうございます。

さて今日はですね、
最近起こった出来事を
書いていきます。

何日か前の夕方ね、
電車に乗ってた時のことなんですけども

座席に腰掛けて
揺られてますとね

僕からちょっとだけ間開けて
隣に僕と同い年か
僕よりちょい年下くらいの
男性が座ってたんですけども

その男性がスマホでYouTubeを開いて
ある動画を見はじめたんですね。

で、僕それを自分から見にいった訳じゃなく
まあ視界に入ったんで
チラッと確認してね

あ、M-1の１回戦トップ３動画や

って思ったんですよ。

お笑い全然興味ない方には
ちんぷんかんぷんだと思うので
ちょっと説明しておきますとね

何年か前から
M-1の１回戦って
その日のトップ３が
YouTubeに動画で上げられて

誰でも見られるようになった訳ですよ。

で、僕みたいなお笑いの養成所生とかね
若手芸人の方たちとか
お笑いファンの方とかは

ちょうど１回戦が行われている今の時期とかは
上がったその日に
食い入るようにチェックして

知り合いや仲の良い芸人が上がろうもんなら

悔しいなぁってなったり
すごいなぁってなったり

感情を揺さぶられるような

僕たちの界隈にとっての
結構なキラーコンテンツなんですね。

だから、ちょっと気になるというか

ホンマは電車の中で隣の人が見ている
動画とか
絶対見たらあかんって言うのは
わかるんですけど

気になるんですね。

さっき
ちょっと気になる
って書きましたけど

本当はだいぶ確認したいんですね

誰を見てはるんやろ

とか

どの日の何位を見てはるんやろ

とか

なんかやっぱり自分も見てる分ね

自分の好きな物とかを
同じく見てる人がおったら
気になるじゃないですか

で、まあチラチラ見てますと

どうやら前日にアップされた動画を
見てはったんですね。

それ俺も昨日の夜見たよ！
面白かったよね！

とね、

心の中で話しかけつつ
自分のスマホを見ているフリをしながら
チラチラを続けていますと

あることに気が付いたんですね。

その男性ね
イヤホンしてなかったんですよ

僕の左側に座ってたんですけど

イヤホンの線が無くて

ワイヤレスイヤホンなんかな？

とも思ったんですけど

右耳には
何もついてないんですね

え、どういうこと？

と思いまして

無音で動画を見てるだけってこと？

と

で、まあ
まだね

左耳だけワイヤレスイヤホンつけて
聞いてる可能性は
残ってるじゃないですか

気になって

僕先にその電車降りたんで

確認したんですよ

左耳を

そしたら何にもついてなかったんですよ

え？

と思いまして

無音で動画を見続けてたんですねその人

電車降りてから理由を
いくつか考えたんですよ。

まず辿り着いたんが

その人が芸人で
動きとかを確認したり
所作の芸を盗もうとしてたんちゃうかと

あり得ますよね

自分自身の漫才のスキルアップを図るために
評価されてる人から
学ぶっていうのは

でもね、
ここからは僕の感覚なんですけど

絶妙に芸人っぽくないというか

今まで僕自身
芸人っぽくない芸人さん
山ほど見てきましたけど

それともちょっと違うというか

どのタイプの芸人の匂いも
しないというか

服装の感じとか
カバンの感じとかから判断するに

そんなにちゃんとハッキリ見ていたわけではないんですけど

普通の大学生とかね

入社して間もない社会人
って言われた方が
しっくりくるような
そんな雰囲気だったんですね。

更に言うとね

動きだけを勉強するにしても

音声も合わせて確認すると思うんですよ

このセリフを言う時は
この動き
とか

この強いツッコミの時は
この角度向いて
とか

音声もあった方が
わかりやすいじゃないですか

音声削ぎ落として
動きだけを確認したかったとは
ちょっと考え難いわけですよ

更に言うとね、
どの芸人さんを見ていたのかは
ちょっと伏せさせていただきますけど

ほぼ動きゼロというか

２人ともがマイクを挟んだ状態で
ほぼ定位置のまま
淡々と話すタイプの芸人さんやったんですよ

表情とかを確認するにしても
絶対音声も同時の方がいいですしね

で、まあ色々な可能性を考えたんですけど

もしかしたらこの人は
真のお笑いファンなんちゃうかと

もうね、音声とかいらないんですよ

無音で動きを確認するだけで

もうそれだけでこの人にとっては
十分なんですよ

何回も再生して
もう既に頭の中に全ての情報が入ってますから

もう見過ぎて
音声とかはむしろ情報過多なのかもしれないですね
この人にとっては

まあ絶対
音声聞きながら
見た方が良いですけどね

ではまた明日