メルカリ日記

⭐️⭐️⭐️⭐️
(星の数でこの記事のオススメ度を
5段階で評価しています)


1、はじめに

きっかけは
つい2ヶ月ほど前、
僕がバイトの面接を受けていた時のことだ。


会場である、コンビニの奥の
控室のような場所に着くと
机を挟んで正面に
僕よりも少し年上と思しき女性が座っており、


僕も目の前に腰掛けるよう指示された。


2つ並んだ椅子の右側に座る。


もう1人来ると言われ待っていると
数分後、
今度は僕とほぼ同い年であろう女性が
部屋に入ってきて
僕の隣に座った。

長く伸びた黒髪をストンと落とした
大人しそうな女性だった。


時を待たずして面接がはじまった。


僕たち2人に同じ質問がされ、
それを僕たちがそれぞれ答え、
面接官である女性が紙にメモをする。


面接は15分ほどで終わった。


次に雑談を交えつつ
仕事内容の説明を受ける。

その時だ。


なぜそのような会話になったのか
わからないが面接官の女性が
僕に尋ねてきたのだ。


「髙橋さんはメルカリやったことありますか?」


メルカリ


フリマアプリの一種で
どのようなことをするのか
ボヤッとしたイメージは持っていたが
僕は一度もメルカリを
ダウンロードしたことすら
無かった。


「やったことないですねぇ」


「え、やったことないんですか!?」


2人の女性がほぼ同時に
似たようなリアクションを取った。


なんやなんや!
別にええがな!
メルカリやってなかったらダサイとかないやろ!


「え、絶対やった方がいいですよ!」


「やった方がいいのに!
例えば、髙橋さんがつけてるその時計あるじゃないですか?
それとかも絶対結構高く売れますよ!」


「いや、売る気ないですけど」


僕が普段つけている時計は
数年前に誕生日プレゼントで母に買ってもらい、
その後1回故障したが
敏腕の時計屋さんに直してもらった物で
思い入れがあるのだ。


まだ使えるし、
手放すつもりなどない。

「え〜絶対やった方がいいのに!」

さっきまでの大人しそうな感じはどこに行ったんだ?

仕事内容そっちのけで
メルカリの話が展開された。


その様子は

もしかして
バイトの面接というのは単なるまやかしで
これは本当はメルカリ勧誘会なのではないかと
疑うほどであった。


「じゃあ仕事内容なこのくらいですね。
わからないことがあればまた聞いてください。」


「はい、ありがとうございました。」


「髙橋さんは是非時計売ってみてくださいね。」


「売るかぁ!」


メルカリの話が長すぎて
つい本域でツッコんでしまった。


その帰り道


僕の頭の中はメルカリで一杯だった。

なぜあの2人は
あんなにもメルカリを勧めてきたのだろう。


僕がメルカリをはじめる事によって
なんらかの恩恵を受けることができるのだろうか


招待制度などがあり、
僕が登録すれば
彼女たちにポイントが入ったりするのだろうか


しかし、僕は招待のための
何かを教えられたわけではない。


ただ単純にメルカリの良さを
伝えたかったのだろうか

それにしては熱量が度を越していた。


家につき、すぐにメルカリについて
調べてみた。

なるほど

知り合いなど誰かを招待して
ポイントを受け取るという制度は
確かに存在しているようだ。


しかし、何も言われなかったということは
彼女たちは純粋に僕に
メルカリの魅力を伝えようとしてくれていたのだろう。


この時には僕はもうすでに

試しにちょっとメルカリやってみよっかなぁ

という気持ちになっていた。


とは言っても、
僕は今3月までしか住まない
小さな家に住んでいるので
売れるような物はない。

すぐに実家の母に連絡をし、

1週間後のある日を

「メルカリ日」

と自らで勝手に名付け、


僕のいらなくて売れそうなものと
母のいらなくて売れそうなものを


まとめて一気に売ってしまおうと
画策したのである。


そして遂にその日を迎えるのであった。



2、実際に出品した物

僕がその日、出品したのは
母の物と合わせて22品
幾つかはまとめてセットにしたので
品物の数で言えばもっと多いかもしれない。
(もしかして出品しすぎ?)


では、どんな物を売ったのか
少しだけ紹介したいと思う。

僕は完全にメルカリ初心者なので
どこまで詳しく書いていいのか
全くわからないが
規約に引っかからないように
少しだけぼかしながら
書いていきたいと思う。


①ぬいぐるみ

僕は昔UFOキャッチャー病だった。


中学生くらいの頃
何人かでラウンドワンに遊びに行った時、

その当時好きだった子に
UFOキャッチャーでとった
小さなぬいぐるみをあげると
必要以上に喜んでくれたことがきっかけで

UFOキャッチャーが上手ければ
モテるのではないかという
謎の真理にたどり着き、

以降しばらく狂ったように
UFOキャッチャーを
行っていたのだ。


その時の産物


確か、500円くらいでとった
大きめのぬいぐるみ2つを
強気な値段設定で出品した。


まあファンの人は食いついて買うだろうと
あくまでそのキャラクターに興味のない
普通の人はまず買わないであろう
値段を設定するという強気な姿勢


②母の帽子

母に何かいらない物
尚且つ売れそうな物はないかと
尋ねて出てきた

様々な色、形の

8個の帽子


なぜ、いらないのに
そんなに買ったのか

僕には疑問でしか無かった。


しかも母が帽子を被っている様子を
僕はほとんど見たことがない。

8個を全てバラして売るわけではなく、
所々まとめて出品

値段はもちろん強気


僕なら絶対買わない値段設定で
出品した。


③ジグソーパズル

これは遥か昔、僕が小学校5年生の時に
カナダにホームステイに行った時に
購入した物で

ハロー○ティ

スター○ォーズ

のジグソーパズル

これは父と母への
それぞれのお土産として買ってきた。

旅行先での高すぎるテンションの時は
全く気がつかなかったのだが

帰国して気がついてしまった。


父と母がジグソーパズルを
必要とするはずがない。


別に

特別、好きとか趣味とかでもない。


急にはじめるはずもない。


箱が開けられることもないまま
10年以上実家に眠っていたのだ。


もしかしたらマニアの人は
欲しがるかもしれないと出品


もちろん値段は強気


④甲子園グッズ

僕にも野球をしていた時期があったのだ。


途中大きめの怪我をしたので
その期間で野球のスコアの付け方を覚え、
甲子園のベスト8の試合を
全て記録したりもしていた。


あれほどテレビにかじりついて過ごした
夏休みもないだろう。


その甲子園に実際に行った時に
購入した記念ボールや
ペナント(高校名が書いた細長い三角形の旗)
などを出品した。


高校野球ファンは世の中に
掃いて捨てるほどいる


強気の値段設定


3、実際売れた物

上に書いた物以外にも
たくさん出品したが
ここでは実際に売れた物を書いていきたいと思う。

①時計

これは本当に数回だけ
僕が使っていた時計で
電池が無くなってから
そこまでいらんなとなってしまい
放置していたのだ。

こちらの商品ももちろん
強気な値段設定を行っていたが
値切り交渉により
1000円引きで売った。


初めての取引で
よくわからないことが多かったが
優しく慣れた方で良かった。

この時点で何かを売るという行動が
完全に快感になってしまった僕


②ヘッドホン

これも比較的はやめに売れた。

ここである事に気がついた。

メルカリにはコメント機能があり、
これを通じて
メッセージを送り合うことができるのだが

交渉をしてそれに応じてくれた人が
必ずしも買ってくれるわけではなく、

誰か全く関係のない人に
横取りされてしまうこともあるのだ。


この商品がそのパターンだった。


確かに、ネット上で
タッチ1つで購入できてしまうので
そのようなことは起こりうるだろう。


売れて嬉しいが少し複雑な気分


③水泳道具

僕は1歳の頃から18歳まで
ずっと水泳をしていた。


これはその頃に使っていた道具である。


出品してしばらくした時に

子供が水泳をやっているのであろう
1人のお母さんがコメントをくれたのだ。


すぐに成立した。

僕としても後輩が目一杯水泳をすることが
できるというのは嬉しいことだ。
(これから水泳をする全ての人間を
後輩とするスタイル)


④財布

最後に

これは正確には売れたと言っていいのか
わからない。

メルカリというのはよくできた物で
仲介業者になっているのだろう


なるべく快適に契約を行えるよう
システムが構築されているのだ。

購入をしていただいたが
しばらく経っても入金が確認できなかったため
キャンセルさせていただいた。

(ほな売れてないやん)


4、最後に

メルカリを1ヶ月?2ヶ月?

やってみた感想としては

思っていたよりも売れる!


ダメ元でしかも強気な値段設定で
出品しているので

正直、ここまで売れるとは
思わなかった。上出来だ。


しかも誰も損していないのでは
ないだろうか。

便利な世の中ですね。


しかも、
もっとはやくはじめれば
良かったとも思わない。


こんなもの別にいつはじめたって
そこまで変わらない。

もしまだやったことがない人がいれば
是非やってみてください。



最後に


まあ僕もやってみて良かったなというのは
確かに思うのですが

あのバイト先の女性2人の
僕への猛プッシュは
今でも理解できません

あの2人は
何かしらのマージンを
受け取っているのではないでしょうか


ではまた明日


今後もどんどん楽しく面白い記事書けるよう頑張ります! よければサポートお願いします😊