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ガソリンとディーゼル

前回の記事の続きを書いてみます。
国内で販売された(2021年度実績)ガソリン車とディーゼル車の比率を調べてみました。
リンク記事からの引用です。

ガソリン車ディーゼル車他の販売状況

「2021年の国内乗用車(軽自動車を除く)のパワートレーン別販売状況をまとめた。

欧州マーケットがディーゼル比率を大きく落としているのに対し、国内はディーゼルが3.3%の微増(シェアは6.2%)だった。
最も売れたパワートレーンはガソリンだったが、前年比約20%のダウン
続くハイブリッド(シェア44.2%)は10%以上伸ばして、ガソリン(シェア47.6%)に約3ポイント差まで迫っている。

■日本のパワートレーン別販売比率(2021年)
日本自動車販売協会連合会のデータをもとに作成

ガソリン=47.6%/1,106,978台(前年比19.8%減)
ディーゼル=6.2%/143,089台(前年比3.3%増)
ハイブリッド=44.2%/1,027,104台(前年比11.6%増)
PHEV=1.0%/22,777台(前年比54.5%増)
BEV=0.9%/21,139台(前年比44.7%増)
FCEV=0.1%/2,464台(前年比223.8%増)
その他=0.0%/161台(前年比13.4%減)
トータル=2,323,712台(前年比5.9%減)」

ガソリンとディーゼルの違いやメリットデメリット

2種の差はリンク先の記事にまとめられていましたので抜粋してみます。

「ガソリン車とディーゼル車の車両価格を比較すると、ガソリン車の方が約20万円〜30万円ほど価格が安い傾向があります。」

「ディーゼルエンジンを搭載した車は、新車車両価格の一部がキャッシュバックされるCEV補助金の対象になる可能性もあります。補助される金額としては、約15,000円〜30,000円程ですが、購入費用を抑える国の施策がディーゼル車にはあります。」

「走行性能については人によって好みが分かれますが簡単に説明すると、
万能的な性能のガソリンエンジンに対して、ディーゼルエンジンは低回転を保ち、一定速度での走行を得意としています。」

違いがわかる表

クリーンディーゼルについてリンクのサイトから2種の違いがわかりやすい表の部分を抜粋してみました。

好みが分かれますね

外車のディーゼル中古車が増えた?

「外車に乗ってる人が増えたのか?」という疑問が沸いたので、この記事を書いている時点のカーセンサーメルセデスベンツ社とBMW社の掲載台数比較してみました。

①ベンツの中古車数は8960台あります。そのうちガソリン車は5146台、ディーゼル車は2767台

全台数   8960台 
ガソリン  5146台
ディーゼル 2767台

更に2020年以降に絞ってみると
ガソリン  485台
ディーゼル 1506台

更に2015年以降に絞ってみると
ガソリン  2643台  
ディーゼル 2661台

更に2010年以降に絞ってみると
ガソリン  4057台
ディーゼル 2729台

更に2000年以降に絞ってみると
ガソリン  4621台
ディーゼル 2750台

次に・・・2022年までのデータをグラフ化してみました。

2015年前後を境にディーゼル中古車が増加

②BMWを調べてみました。
BMWの中古車は10083台でそのうちガソリン車は7209台ディーゼル車は2874台ありました。

全体数   10083台
ガソリン  7209台
ディーゼル 2874台

ベンツと同じ年代絞り込みで ガソリン:ディーゼル 台数比較です。
2023年 986台  523台
2020年 1698台 1222台
2015年 4012台 2587台
2010年 5528台 2874台
2000年 6357台 2874台

交差はしていませんが差は縮んでいます

※今回は2000年から少しづつ年数を短めにして調べてみました。各年代に深い意味は無く「キリ番」と「直近」で選びました。

調べてわかったこと

●中古車はベンツよりBMWの方が多い
●2015年前後からディーゼル車の販売台数が増えている

販売台数が増えると中古車の在庫も増えます、そのためガソリン車とディーゼル車の数が均衡しているのがわかります。

ベンツのガソリンとディーゼルグラフの交差理由は、推測です
●ディーゼル車の販売台数が多くなったか
●ガソリン車が人気で中古台数が減っているか
今のところ考えれらるのはこの2点ですが、実際はどうなのでしょうか。

ここからは考察

その他データから考察を書きます。

維持費で言えばディーゼル車の軽油が安いです。

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