合同ゼミを終えて
こんにちは。最近めざましをかけなくても朝ちゃんと起きてしまう塩田一平です笑
ちなみに昨日は、8時頃に起きれました。その代わり昼寝たくさんしているのは内緒ね。
2020年最後のnoteになると思います。もう今日は大晦日ですか...早いなあ。今年は色々あった年になりましたが、時は待ってくれないので新しい年に移り変わろうとしています。僕自身も様々な経験ができた一年になりました。皆さんはこの2020年どんな一年になりましたか?
さて、先日(12/20)に5大学7ゼミ合同研究発表会(合同ゼミ)が行われました。ここでは、自分たちのプロジェクトを絡めて理論的な問いや考察を立ててプレゼンテーションをするという内容です。今回は、この合同ゼミについ詳しく書いていこうと思います。
例年とは違うスタイル
合同ゼミは、冬の時期に各大学がリアルに集まってプレゼンテーションをする予定でした。しかし、今年は新型コロナウイルスによってオフラインでの開催が難しくなりました。先生は、ギリギリまでオフラインでの開催ができるように進めてくれていたみたいですが…オンラインでの開催になってしまいました。私たちのゼミ(山縣ゼミ)は、近畿大学で集合し、そこからZOOMで参加する形になりました。
本当はオフラインでやりたかったですが、オンラインでよかったと思いました。これまで、オンラインで発表をすることの方が今年は多かったからです。オンラインだからこそ自分たちの力を最大限に発揮しようと思いました。
この日のために
今回の合同ゼミでは、26チームの出場チームがいたため、各13チームに分けたうえで、1~3位と教員賞を決めるという内容になっていました。
僕は、いとへんuniverseさんと価値創造デザインプロジェクト2020でコラボをさせていただいていたのですが、大江さんたちには5月から本当にお世話になっていました。葛西さんの働く絣工房を見学させていただいたり、白須さんには鴨川で写真を撮っていただいたり、小野さんには企業の様々な手配をしていただき、宇仁繊維などに連れて行った頂いたり…。
中でも、月に一度はいとへんのスタジオにお邪魔させていただき、ミーティングを重ねていました。その中で、合同ゼミの話題が上がったとき、僕と礼於(チームメンバーの一人)は、「頑張って1位獲ります!」と言いました。
歩美ちゃんには、「プレッシャーなるからそんなこと言わんで」と言われちゃいましたが、大江さんたちにも頑張って取っておいでと後押しをもらい、去年いとへんuniverseさんとコラボをしていた山縣ゼミの先輩たちからもエールをもらっていました。だから、何としてでも1位を獲りたいという想いが自然と強くなっていました。
ゼミメンバーは知っているかと思いますが、僕たちのチームは深夜ミーティングをすることが多々ありました。(成果報告会が終わった後にその辺については詳しく書こうと思っています。)
また、合同ゼミをどのように発表していくかやどういう内容やスライドにしていくかなどでメンバー内で論争が起こることもよくありました。
何度も先生に見てもらってブラッシュアップし、中間報告を終えた後、プロジェクト報告に偏ってしまっていたため、一回初めからスライドを作り直すってなった時はみんなうなだれてました笑
というか、正直頭を使ってばかりだったので、しんどかったです。けど、僕には論理的思考力が無くてその力をつけるためにこのゼミに入ったわけでもあるのでここで頑張れるかどうかが正念場だと思っていました。
そもそも、構成を練るところから論争が起こっていたわけですが、構成を練るのって本当に難しいですよね。
こんなところで苦戦していては、卒論書き上げられるかどうか不安になるばかりです。構造化することがいかに大変で、けれどそれができたらどれだけ文章を書くのが楽になるか。
ちなみに、構造化とは、
物事の全体を定義した上で「構成要素」と「構成要素間の関係」を整理する
ということだそうです。
論争があると、収拾がつかなくなる時もあるので大変ですが、論争があるからこそいいものが出来上がっていくのではないかとプロジェクトを通して感じることができたことは大きな収穫でした。
そして、本番は20分以内で話すようにと言われていたので、四人で何回も発表練習を行いました。山縣先生にも「最低10回は練習すべき、台本見なくても言えるくらいになっていないとあかん。」とアドバイスをいただいていたので10回練習したかどうかは定かではないですが、できる限り発表練習を積むようにしました。
いざ、本番の日
さて、合同ゼミの開会式が始まりました。発表順番は当日にクジによって決まるということでした。最初の方じゃなかったらいいかなと思っていたところ僕たちのチームは8番目になりました。
M-1グランプリでいうと6〜7番目あたりでしょうか?今年でいうと、マジカルラブリー。去年でいうとミルクボーイあたりですかね?(どういう例えなんこれ)
8番目は、14:15からの発表だったため、午前中は他のチームの発表をひたすら聞いていました。
先輩たちから聞いていたことは、「和歌山大学の発表はすごい。」ということだったので特にそのチームの発表は注目して聞いていました。
僕たちは、104教室という部屋名のZOOMで発表をしていたわけですが、その中の和歌山大学のチームは本当にすごかった。
オンラインなのに劇をしながら発表しており、ホンマでっかTV!を髣髴とさせるようなスライドで、効果音なども駆使していました。
正直圧倒されました。プレゼンに拘っていると聞いていましたが、ここまで徹底されているとは...。
そんな和歌山大学の発表を聞いたのち、いよいよ僕たちの発表の番が近づいてきました。
この時、歩美ちゃんは緊張からかずっとお腹痛い言ってました笑
大丈夫大丈夫!って言ってもひたすら「緊張する〜やばい〜」言ってましたね。
そして、
いとへんJr.4代目のみなさん準備をお願いします。
とアナウンスされ、画面共有の準備を進めていました。
ただ、ここで機材トラブル。画面が全く動かず、やっと画面が動くようになったと思いきや、自分たちのスライドが縦に画面共有されていたのです。
僕は、焦ったらダメだとずっと心に誓っていたので、なんとか狼狽せずに発表準備を整えることが出来ました。
発表中は、なるべくカメラを見て台本は見ないように心がけました。オンラインだとどうしても目線が下に行ってしまうと聞き手からすると印象が悪くなってしまうからです。
そして、僕たちの発表が終わったところで質問を二つ頂きました。一つは他大学の学生さんからの質問で、「西陣絣のターゲットをなぜ学生に絞ったのか?」という質問内容であり、「私が答えようか?」と言ってくれたので、歩美ちゃんに答えてもらいました。もう一つの質問は、同じ大学の團先生からの質問で、「プロジェクトを通して辛かったことと西陣絣の魅力を最後にみんなに伝えるとすれば何を伝えますか?」という内容だったので僕が答えさせていただきました。
色々反省点はありますが、何とか発表を終えることが出来たので一安心しました。
結果発表
全チームの発表が終わり、いよいよ結果発表。
104ルームと105ルームという2つのルームがあったのですが、まずは104ルームにおける3位から順番に発表されました。
第3位 山縣ゼミのいとへんJr.4代目
そういわれたとき、僕はすぐにメンバーのもとに行ってハイタッチしました。心の底から嬉しかったですね。
大江さんたちのいるグループですぐに報告させていただきました。すると、めっちゃ嬉しいです。と言っていただきました。また、僕たちのことを機にかけてくださっていたゼミの先輩たちからもおめでとうと言っていただきました。
3位を受賞できたのは、何回もアドバイスを頂いた山縣先生をはじめ、サポートして下さった大江さんたち、いとへんのチームメンバー、そして応援してくれていた先輩たちなどのおかげです。本当にありがとうございます。
11月に大江さんや小野さん、白須さんとお会いして以降まだ一度も直接お会いできていないので、直接会ってこのあたりの話も出来たらいいなと思っています。
おわりに
5月から始まった価値創造デザインプロジェクト2020は、合同ゼミで終わりではありません。
来年の2月に成果報告会があるので、まずはここに向けてスライドや発表内容のブラッシュアップを行っていきます。先生には考えが理論的な部分がまだまだ浅いとの指摘も頂きました。まだまだ、練り直さないといけない部分はたくさんあるので、あと少し4人で頑張りたいと思います。
余談ですが、僕は発表中に「富士山」というワードをいう場面があったのですが、「富士たん」と本番中に噛んでしまいました。周りの人は必死に笑いをこらえていたので、噛むことだけは気を付けたいと思いました。
長くなってしまいましたが最後に、2020年もあと少しで終わります。どうかよいお年をお迎えください。
2021年も頑張ります!最後までお読みいただきありがとうございました。