見出し画像

3度目のフィールドワーク

 先月下旬にあった連休の時の話です。私は緊急事態宣言を受けてから自宅にいることが多くなりゲームをしたいという衝動に駆られていました。そんな中で、Nintendo Switchの抽選に応募していたのですが悉く外れていました。しかし、中学時代からの友人が大阪に遊びに来ていた時に「一旦ヨドバシ行ってみて、Nintendo Switchあったら買おうや」と言われ、行ってみたんですよね。そしたら、PlayStation5はなかったのですがSwitchは全種類在庫がありました笑

こんにちは、というわけで遅ばせながらNintendo Switchを購入してしまった塩田一平です。しかしなぜ僕がこんなにもSwitchに固執しているかと言いますと、昨年の誕生日に幼馴染からなぜかSwitchのスマッシュブラザーズのカセットをもらったことがきっかけです。そのカセットをもらった時、僕はSwitchを持っていませんでした。カセットあるのに本体がないのって意味わかんないですよね...。今となっては大変ありがたいです!

さて、そんな話は置いておいて以前合同ゼミの中間報告会があったことに関するnoteを書かせていただきました。今回の内容は、中間報告を終えた二日後に日本極東貿易という所へ大江さんや小野さんたちと足を運びに行き、その後合同ゼミに向けたすり合わせを行ったという内容になっています。

日本極東貿易とは

 日本極東貿易って聞いて、東・東南アジアとかと貿易する会社?って僕は思っていましたが昔の名残が残っていたように感じました。

上の写真が日本極東貿易の外観なのですが、どこか西洋の感じが漂っていました。建物の中の雰囲気はとても落ち着いており、服屋もいくつかあったのですが、価格が高すぎて驚きました。そんな日本極東貿易は、販売店をオープンし、主に洋服・服飾小物の販売、輸入および中古品の販売を行っているそうです。1896年に竹内一次により、旧ロシア、ハバロフスクにて、大日本帝国極東貿易(日本極東貿易)創業されたことが始まりです。詳しくは下記ページをご覧ください。

ミーティング内容

 もともと日本極東貿易の方がポップアップショップを出すということを小野さんたちから伺っていました。私たちは、そこの一区画のスペースを借りて商品販売をしようと考えていましたが商品販売ができそうになかったので別の機会にどこかでポップアップショップを展開できないかというのがこの日のミーティング内容でした。話し合いをしていく中でいくつかの場所を提案されたのですが、中でも衝撃だったのが仙台でした。

うんうん、仙台かあ。確かに東北地方行ったことないしに、なんなら仙台に行ったことないな...え??

仙台!?!?

まだ確定事項ではありませんが、ここは決まり次第noteでお伝えすることが出来ればなと思っています。たとえ場所が仙台でもそうではなくてもどこかで商品販売(オンライン上の可能性も十分にあります)はしようと考えておりますので、もうしばらくお待ちください。

方向性のベクトルを揃える

 日本極東貿易を後にした僕たちは、近くのカフェでミーティングを行うことにしました。僕から大江さんたちに話したことは、

・合同ゼミのスライド内容
・山縣先生からのアドバイス
・それを踏まえての自分たちが新たに作った目次や発表の流れ

です。まあ、「先生からのアドバイスを踏まえての自分たちが新たに作った目次や発表に流れ」に関しては、その次の週で却下されることになりますが…笑。この話はまた別の機会にします。

ここで、大江さんや小野さんに言われたことは以下の通りです。

<大江さん>
・ネットワーク効果理論
・絣の価値をどう広めるのか?
・知らない人(ライト層)を取り込んでいきたい
・捺染は1800年代からある技術であり、西陣織は機械で織ってデザインはコンピューターで作っている。つまり、伝統工芸品の定義も工程が手作りというように解釈があいまいになってきている。
→あいまいな状態で、そこにすがったままではダメである。
・人はみな技術を売りにしているため、大きな差別化が見受けられない
→別の切り口でいくべき

<小野さん>
・世の中には多くの商品があふれかえってしまっているため、消費者の状態が変わってしまっている。
→ゼロベースで考え、全く違うマーケットをつかみに行く必要がある。
・例えば、無印良品は自然や環境を売りにしている。
・ワールドではなくユニクロでしか使えないマーケットもある。ユニクロは洋服をファッションではなくライフウェアとして売りに出している。どういうシーンでも使いやすい/扱いやすい。その代わりめっちゃ安く売ることが出来る。衣服を定義しなおしたことで、たくさんの人が許容している。+Jとのコラボなど、ユニクロは果敢に様々なことにチャレンジしている。つまり、いつも何かをやっているような位置づけにいる。
→ZARA、H&M、UNIQLOの立ち位置は異なっているのではないか?

僕が、お二人の意見を聞いて感じた点は2点あります。

消費者の感覚に企業が合わせている。
自分たちが行っているプロジェクトのテーマを利用することで新しい市場を開拓できるのではないか?

まずは1つ目の方について説明したいと思います。

消費者の感覚に企業が合わせている

 これは以前おばあちゃんから聞いたのですが、「今の時代、昔に比べると本当にとても便利な世の中になった」と言っていました。僕自身も、子供の頃はガラパゴス携帯を使っており、分からないことは紙辞書やパソコンで調べていました。でも今はどうでしょうか。iPhoneさえあれば何でもできるようになっているのです!さらには、LINEやInstagramを使うなんて昔は1ミリも思っていませんでした。

ただ、どのジャンルにおいても商品の母数が多くなっているのではないかという風に感じました。例えば、ヘアワックス(整髪料)。薬局に行けばとんでもない種類の整髪料が置かれています。ジェルタイプやクリームタイプ、ムースタイプなど様々な種類のヘアワックスが存在し、クリームタイプのワックスでもハードやソフトなど色んな種類のヘアワックスがあります。

つまり、消費者に合わせて企業がたくさんの商品を開発しているから商品の母数自体が多くなっているのではないかと私は感じました。そんな世の中になっているからこそ、常にプロトタイプを作ってテストの回数を踏んでいくべきではないでしょうか?

新しい市場を開拓できるのではないか?

 1つ目の考えで頭をよぎったのが「意味のイノベーション」です。ここで、つながったのか…イノベーション。私がこう思ったのは、先生から教えていただいたシュンペーターのイノベーションが根底にあります。

シュンペーターは、イノベーションに関して上記に記したように、5つの定義を立てていました。ここで私たちいとへんJr.4代目は1つ目の「新しい生産物または生産物の新しい品質の創出と実現」4つ目の「新しい販売市場の開拓」に着目しました。

では、何を用いて新しい品質を創出し、販売市場の開拓を行っていくのか?

結論から言うと、、、自分たちが行っているプロジェクトに関係することです。詳しいことはまたnoteで言及したいと思いますので、しばしお待ちください。

終わりに

 いかがだったでしょうか。5月から始まった価値創造デザインプロジェクトも佳境に入ってきました。早いものでもう半年もたっていたんですね…。

今週末には、これまで私たちが取り組んできたプロジェクトから学べた研究をプレゼンする合同ゼミという一大イベントもあります。この日で一旦、区切りがつく日なのではないかと僕自身は思っています。

ここまで来れたのは、山縣先生をはじめ、大江さん・白須さん・小野さんそしてチームメンバーの支え合ってこそだと思います。ありがとうございます。

まだまだプロジェクトは続きますが、だからこそ最後まで4代目いとへんJr.は走り続けたいと思います。

来週のnoteは、先週noteにあげた話の続き(爻ノ篇)をお届けします!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?