2016年九州大日本史答案例

大問1
問1:『宋書』倭国伝 問2:安東大将軍 
問3:稲荷山古墳or江田船山古墳 問4:土師器
問5:服属した地方豪族を国造に任命し、地域を支配させる一方、支配領域内に直轄地として屯倉を置き、統制した。
(50字)
問6:正倉院 問7イ:鎮護国家 ウ:修験道 エ:曼荼羅
問8:律令国家の変質や暴力・戦乱の横行、災厄の発生といった当時の社会不安を背景に、仏教界の説く末法思想が貴族たちに受容された。(60字)

大問2
問1:九州探題
問2
答案例①…日明の通交という双方向性を重視
 日元間では商船の往来が盛んだったが、明が通交を日本国王名義の朝貢使節とその返礼に限定し、勘合所持を義務付けたため、従来のような僧侶の自由な往来ができなくなった。(80字)

答案例②…日本からの入国に焦点を当てる
 日元間では商船の往来が盛んだったが、明が日本国王の朝貢使節が乗る船以外の入国を認めず、勘合の所持を義務付けたため、従来のような僧侶の自由な往来ができなくなった。(80字)

問3:応永の乱 問4:足軽   問5:石見銀山or生野銀山 
問6:木綿   問7:寧波の乱 問8:天橋立図
問9:私鋳銭や精銭など複数の銭が混在する中、銭が横行したため、銭を禁止して貨幣流通量の確保をはかった。(50字)

大問3
問1:イエズス会 問2:蕃書和解御用                問3:さい覧異言(さいの字は各自でご確認ください) 
問4:地動説or万有引力 問5:青木昆陽
問6:オランダ商館長の江戸参府が定期的に行われており、随行するオランダ人や長崎通詞に会い、学ぶ機会を得た。(50字)

問7:異国船打払令
問8:アヘン戦争の結果から、欧米列強の軍事的優位が明らかとなり、各藩は西洋の軍学に通じた洋学者を起用して、軍備強化を目指した。(60字)

大問4
問1ア:東北 イ:三・一五 問2:東京専門学校 
問3:天皇機関説は法人としての国家に主権は属するとし、天皇は国家最高機関として、憲法の制限を受けつつ、統治権を行使するとした。(60字)

問4:鈴木商店 問5:学徒出陣 問6:和哲郎 問7:師範学校
問8:円高レートによる輸出増や税制改革による歳入増、補助金削減などを実施したことで、インフレは終息したが、安定恐慌を招いた。(59字)

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