2015年東大日本史第1問答案例

小問A
答案例①
A神々の信仰は自然神や氏神へ災厄回避・豊穣を祈願し、古墳祭祀を継承した仏教は祖先供養を目的するなど、住み分けがされた。(59字)

答案例②
A在来の神々の信仰は自然神信仰に由来し、氏神に氏との血縁はないが、仏教の祖先供養は古墳での氏の祖の葬送祭祀を代替した。(60字)

小問B
B奈良時代には仏と神を同一視する神仏習合を背景に、神前読経や神宮寺建設が行われた。平安前期には神は仏の守護神であるとして神像彫刻が作成され、神より仏を優位とする本地垂迹説が登場するなど、仏と神の関係が理論化され、神仏習合がより一層進展した。(120字)

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