2006年東大日本史第2問答案例

小問A
A荘園公領制が確立する中、境目をめぐる紛争が原因で、大寺社の僧兵の強訴が頻発したことに加え、貴族社会での争いが生じた。(59字)

小問B
答案例①
B西国武士を家人に編成した平氏は保元・平治の乱で地位を高め、後白河院に接近して高位高官を占め、天皇家との外戚関係を構築し、最終的に後白河院の院政を停止し、権力を掌握した。経済基盤は知行国や荘園、瀬戸内海水運を抑えて推進した日宋貿易である。(119字)

答案例②
B西国武士を家人に編成した平氏は保元・平治の乱で地位を高め、後白河院に接近して清盛が太政大臣に就任するなど高位高官を占め、天皇家との外戚関係を構築し、権力を掌握した。その経済基盤は知行国や荘園、瀬戸内海水運を抑えて推進した日宋貿易であった。(120字)

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