2015年九州大日本史答案例

大問1
問1:広葉樹林 問2:縄文海進 問3:ひすい・黒曜石・アスファルトなどから1つ 問4:すり石・石皿から1つ
問5:身分差が生じ、余剰生産物や用地・用水をめぐる争いが頻発した。(30字)
問6イ:藤原不比等 ウ:駅路 エ:難波津 問7:官位相当(の制) 

問8
答案例①
 浮浪・逃亡・偽籍が横行したことで、戸籍を通じた人民支配・土地把握が困難となった。(40字)

答案例②
 本籍地を離れる浮浪・逃亡や戸籍の年齢・性別を偽る偽籍が横行し、戸籍が形骸化した。(40字)

大問2
問1:三善康信
問2:律令とは異なり、頼朝以来の先例と武家社会の慣習の理念を評定会議の決定に基づいて成文化したものである。(50字)
問3:三浦泰村 問4:宗尊親王 問5:石塁(防塁・石築地) 
問6:内管領 問7:平頼綱 問8:足利尊氏(高氏)

問9
答案例①
鎌倉幕府は武家社会の慣習で御成敗式目に規定のある年紀法を御家人にのみ適用して、幕府の構成員である御家人の救済を意図した。(60字)

答案例②
鎌倉幕府は武家社会の慣習で御成敗式目に規定のある年紀法を従来通り、御家人にのみ適用することで、御家人の救済を意図した。(59字)


大問3
問1:陶磁器 問2:倭館 問3:出島 問4:山鹿素行 
問5:武士は会う際に距離をとるのが礼儀とされたが、田沼邸では訪問客が多いため、顔が接するぐらい近かった。(49字)
問6:徳川家治
問7:武家諸法度寛永令で、大名は国元と江戸とを1年交代で往復する参勤交代を義務付けられ、妻子の江戸居住が強制されたため、幼少期から長い期間を江戸の藩邸で過ごし、江戸での生活に慣れていた。(90字)


大問4
問1:黒田清隆 2:衆議院議員選挙法 問3:黒田清隆内閣の外務大臣 問4:枢密院
問5:議会に実質的な立法権と予算審議権が与えられており、衆議院での法律案や予算案通過のために、自らを支持する政党が必要だった。(60字)

問6:昭和天皇
問7
答案例①
 最大政党の党首が首相に就任する制度的保障はなく、元老の推薦により首相に就任し、組閣する慣例であった。(50字)
答案例②
 選挙結果に関係なく、元老の支持を得た衆議院の有力政党の総裁が首相となり、内閣を組織する慣例であった。(50字)
 
問8:文化(できなくてよい) 問9:日本社会党

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