2016年東大日本史第2問答案例

惣村は領主を異にする近隣惣村と共同して、灌漑用水を築いて、用水を確保・利用しており、その維持・修復費の一部を荘園領主に求めることもあった。灌漑用水の利用をめぐる他の惣村との対立においては、室町幕府の判決という由緒を利用するために裁定を求めつつ、自力救済や近隣惣村の協力・仲裁によって、利用を確保した。(150字)

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