2013年東大日本史第2問答案例

小問A
A奥州藤原氏は軍事力で政権を維持し、蝦夷や北方民族に対しては力を示しながら、京都の朝廷に対しては貢納して、従属していた。(60字)

小問B
B後白河法皇が頼朝に対抗する動きを見せる中、頼朝に対抗する軍事力を持ち、朝廷との結びつきを持つ奥州藤原氏は脅威だった。(59字)

小問C
答案例①
C畿内・西国が基盤の平氏政権は家人の地位が公的に保障されていなかった。一方、東国が基盤の頼朝政権は朝廷と距離を置く一方、家人の地位を朝廷に保障させ、強固な主従関係を確立していた。(89字)

答案例②
C頼朝政権は治承・寿永の乱の中で、占領した東国を基盤とし、国司・領家の支配をさしおいて、御家人の所領支配を保障した。その後、その所領支配を朝廷に認めさせ、主従性を強固なものとした。(89字)

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