2013年東大日本史第1問答案例

答案例①
ワカタケル大王は高句麗への対抗から、宋の皇帝から冊封を受けることで、朝鮮南部での影響力拡大をはかり、国内では渡来人の持つ先進技術を取り入れつつ、九州から関東を支配下に入れ、中央・地方の有力豪族を従属させるなど大王の権力を強化し、独自の天下を形成した。ワカタケル大王の時代は中国皇帝から冊封を受けず、独自の支配を展開した古代国家成立の出発点としての意味を持った。(180字)

答案例②
ワカタケル大王は高句麗への対抗から、宋の皇帝から冊封を受けることで、朝鮮南部での影響力拡大をはかり、国内では九州から関東を支配下に入れ、中央・地方の有力豪族や渡来人を従属させ、奉仕させる体制を整え、大王を中心とする倭の支配領域を独自に天下と称した。ワカタケル大王の時代は中国皇帝から冊封を受けず、独自の支配を展開した古代国家成立の出発点としての意味を持った。(179字)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?