シェア
田中一平(日本史講師)
2021年11月15日 23:41
1問1.①は粘土や木で原型を作り、その上に麻布をはり、漆で塗り固めて、あとで原型を抜き取る乾漆像の技法、②は木の芯の上に粘土を塗り固める塑像の技法でそれぞれ作成された。(80字)問2.橘諸兄の下で吉備真備や玄昉の重用に不満を持つ藤原広嗣が反乱を起こすなど、政治情勢が混迷する中、仏教のもつ鎮護国家思想により、国家の安定をはかろうとした聖武天皇は、国分寺建立の詔と大仏造立の詔を出し、国分寺や国分
2021年11月15日 23:38
1問1.富本銭は藤原京造営事業、和同開珎は平城京造営事業に際し、人夫への労働対価として支払うなど宮都造営費として使用された。この時代は布や稲などの現物が一般的な交換手段であり、貨幣の流通は京・畿内に留まった。(100字)問2.大輪田泊や瀬戸内海航路を整備し、日宋貿易を推進した。貿易船で日宋間を往来した商人・僧侶により、禅宗など南宋や元の文化がもたらされた。また、宋銭の大量流入により、貨幣経済
2021年11月15日 23:37
1問1.北海道の十勝や白滝産の黒曜石を使用した石器が、青森県の三内丸山遺跡から発見されており、海を越えて移送されたと想定される。(60字)問2.釣針・銛などの骨角器や石錘などのおもりを伴った網を利用した漁、丸木舟を利用した沖合での漁が行われた。(50字)2問1.玄昉や吉備真備の重用に不満を持つ藤原広嗣が反乱を起こし、その影響で都が移るなど政治が混乱し、天然痘や飢饉の発生などで社会不安が
2021年11月15日 23:35
大問1問1.乙巳の変 問2.天武天皇の時代には、八色の姓が制定され、富本銭が鋳造された。持統天皇の時代には、天武天皇の時代に編纂が開始された飛鳥浄御原令が施行され、庚寅年籍が作成され、本格的な宮都である藤原京への遷都が実現した。(100字)問3.全国的な人民・田地の調査や統一的税制の施行を目的として、新たな地方行政組織の評が地方に設置された。(49字)大問2問1.後鳥羽上皇が北条泰時