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【1.5万円】超初心者のマイク導入の方法[自分的備忘録]

 私が大学生のとき、ちょうど新型コロナウイルスのパンデミックが起きた。講義はオンラインが中心となり、USB直挿しマイクだと音質が悪すぎて、どうしようもなくなったため、しっかりとマイク導入した時の話。

 当時、学費を親に頼らず自分で支払っていて、アルバイト代も生活費に消えていく日々だったため、できるだけ安く抑えようと頑張ったことをよく覚えている。誰かの助けになればと思い、メモを残しておく。



購入したもの

 購入したものは、全部で6個ある。当時の価格では約1.5万円だったが、今は価格が上がっているかもしれない。要確認すべし。ちなみに、下の価格は2024年02月現在の価格である。

  • マイク(SONY ECM-PCV80U)¥4,510

  • マイクスタンド(Antarc 伸縮マイクアーム)¥1,490

  • ウインドスクリーン(キクタニ WS-L)¥2,500

  • ポップブロッカー(キクタニ PO-5S)¥495

  • マイクロフォンアンプ(オーディオテクニカ AT-MA2)¥6,264

  • オーディオケーブル(エレコム DH-MWR10/E 1m)¥799

 それぞれの商品のリンクも貼っておく。購入する前に注意点が2つある。

 1つ目は、スタンドについてである。実は、SONY の ECM-PCV80U には、卓上スタンドが付属している。机にマイクをおいて使う予定の人は、上のマイクスタンドを購入する必要はない。ただ個人的に、机の上にマイクがあるのは邪魔なので、マイクスタンドを購入することをオススメする。

 2つ目は、オーディオケーブルに関しては、設置する場所も考えた長さを購入すると良いと思う。リンクは1mのものである。


なんで、USB直挿しじゃダメなの?

 これは、実際にやってみたことがある人なら分かると思うが、PC上でどんなに設定しても音が小さかったり、ホワイトノイズ(サーっていう音)が乗っかってしまったりする。それがそのまま、マイクの音質の悪さに繋がる要因になっている。

 特に、ホワイトノイズは厄介で、マイクの音量を上げれば上げるほど、一緒になって大きくなる。私も友人から聞き取り辛いと何度も言われてしまった。

 それを解決する1つの手段が「マイクロフォンアンプ」である。これをマイクとPCの間にかませてやれば、ホワイトノイズを極力抑えたうえで、マイクの音量を大きくし、その音声信号をPCに送信してくれるのだ。

 もちろん、音にこだわっている人からすれば「そんなんじゃ甘すぎる」という声が聞こえてきそうだが、初心者にとってはそれで必要十分なのである。


設置例

 まず、マイクスタンドを設置し、マイクをセットする。その後、ウインドスクリーンとポップブロッカーをマイクに装着する。セットや装着の仕方は、すべて付属している説明書に書かれているため、それを参照すべし。

 ちなみに、ウインドスクリーンは、ゴミやホコリがマイクの隙間に入ることを防ぐため、ポップブロッカーは、飛んだ唾液やしぶきなどがマイクに付着することを防いだり、「ば」などの破裂音により、空気のかたまりが直接マイクにぶつかることを防いだりするために装着している。

 SONY の ECM-PCV80U には、マイクとオーディオを繋げるケーブルが付属しているため、マイクとオーディオテクニカのマイクロフォンアンプをケーブルで接続する。その後、別で購入したエレコムのオーディオケーブルを使って、マイクロフォンアンプとPCを接続する。PCに接続するときは、マイク端子に接続すること。

 基本的には、すべて付属している説明書に、組み立て方も接続の仕方も記述されているし、すべての機械を接続した後の細かい設定については、個人個人で異なるため、接続後の設定は自分で頑張ろう。


PCにマイク端子がない場合

 デスクトップパソコンや、最近のノートPCあるあるですな。マイク端子がない場合は、何とかして変換器を探すしか方法はないと思う。一応、アマゾンで評価の高い変換器を探してみたが、私自身が動作を確認したわけではないため、そこはご了承を。

 ちなみに、SONY の ECM-PCV80U には、なんと変換器も付属しているのだが、おまけ程度で性能がよろしくないため、別に用意することをオススメする。


 普段は、自分の思ったことやメモしたいことを Note に殴り書きしているが、今回のような、誰かの役に立つ(かもしれない)記事を書くのもよいかもしれない。反響があれば、また何かまとめるかもしれない。多分。

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