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読んだもの(2022/02)
1.薔薇の血を流して
冬の頭から皆川博子作品を色々読んでて食傷気味になってきたので一旦ここでお休み
情報処理試験終わったら死の泉とか読みたいけど春なので気分変わってそう
2.ゴシック文学入門
神髄はもうちょっと寝かす
3.黒鳥譚 青髯公の城
ゴシック文学入門で中井英夫の名前が出てたので
虚無への供物と人形たちの夜を先に読んでたのでちょっと難解なイメージを持ってたけど先の2作より消化しやすく感じた
テイストは違えど個人的に気持ちいい酩酊感を味わえるので好き
4.灯台守になりたかったよ
地元の作家による短歌集
明らかに私と同じ川の水で育っている人だ!思う箇所が多々
土地の風俗とかだけでなく根底に流れる感性的な何かが共鳴するところがある
5.石の文学館 ――鉱物の眠り、砂の思考
椿實の石の中の鳥に特に惹かれた
(ので、全集を購入した)
6.奥州藤原氏―平泉の栄華百年
なんとなくずっと気になっている奥州藤原氏
資料が少ないため筆者の私見が結構多めではあるけど私見の部分の詩的さが割と好き
もうちょっと勉強してまた東北に行きたい…
7.宗教を物語でほどく アンデルセンから遠藤周作へ
人生の各種苦しみに向き合うためのブックガイド的な面白さがあって宗教に興味がない人にもおすすめ
8.銀河の通信所
宮沢賢治作品の解像度が上がりまくる1冊
登場人物や宮沢賢治関連人物へのインタビュー風なので読む人を若干選びそうな気がする(私も最初ムムッ……っとなった)
慣れてきたら本当に誰かと交信しているような気持ちで読み進められたので通信開始のノイズだったのかもしれない
最近情報処理の勉強しつつゲームが楽しいので3月は読書はペース落とそうという気持ちで、月初
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