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「C言語」喋れます。

一般的にC言語は非常に難しいプログラミング言語だとされていて、初心者が最初に学ぶ言語としてはお勧めされていないようですね。

私は普段仕事でC言語を使っているので、もはや「 C言語喋れます 」状態です。因みに私は理数系が超苦手で文系を選択した、根っからの文系人間なのですが、何を血迷ったか組み込み系(制御系)ソフトウェア開発会社に就職し、ド素人状態でC言語を始めてしまいました。

結果、社会人1年目は地獄でしたね。マジで。何が分からないのかすら分からない毎日で、これはアカンかも知れんと何度も諦めかけました。当時の上司や先輩方も早々に匙を投げ、「どうせコイツは直ぐ辞めるよ」「進むべき道を間違っとるな」と陰口を叩かれる始末。

しかし、今現在C言語でプログラミングすること自体には何も悩むことはないので、ド素人だろうが何だろうがやってやれんことはない。なので、これからC言語を学ぼうとしている人もビビる必要はありません。私が出来るようになりましたからね。(10カ月は苦しみましたけどね)

私は仕事でC言語をバリバリ使わないといけなかったので、絶対に習得する必要がありました。つまり、C言語の習得に対して強い動機がありました。また、先輩方の仕事内容を見させてもらうことで、C言語で書かれたプログラムが最終的に何処で活躍するのかを知ることが出来ました。

例えば、監視カメラ、照明制御機器、テレビ、カーナビ等々がC言語で動いていると言うことを間近に見て来ました。私自身も何千何万行というプログラムを書いて来ましたが、その目的は何らかの機械や装置を動かす為です。それ以外の目的に使ったことは殆どありません。

そのため単にプログラミング言語の一つとしてC言語を始めると、面白みは少ないと思います。通常動かす対象の機械や装置なんて手元にありませんからね。プログラムを書いたとして、「で?これが何なの?」ってなってしまいます。

「あ!モーターが動いた!」「LEDが光った!」「音が鳴った!」などの物理的な変化が見えた時、C言語プログラミングの面白さが分かるのです。少なくとも私はそうでした。

これから少しずつ、開発現場で起こったオモシロ事件なども交えながらC言語について書いて行きたいと思います。

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