中国の有効特許の産業化率は36.7%

2022年12月28日、中国国家知識産権局からは『2022年中国専利調査報告』及び『2022年中国知的財産権発展状況評価報告』を公開しました。

当該報告より、中国の有効特許の産業化率について、2022年は36.7%であり、前年度比は1.3％を増加しました。その中、企業の有効特許の産業化率は48.1%です。それと同時に、中国権利者において知財侵害された比率は7.7%であり、2年連続8％以下になります。

また、『2022年中国専利調査報告』より、中国の有効特許のライセンス率は12.1%であり、前年度比は1.7％を増加します。専利のオープンライセンスに関する調査からは、48.3%の専利権者はオープンライセンスが分かり、その中で49.6%の専利権者はオープンライセンス方式を採用する意向があるとわかりました。その中、大学の専利権者が9割を占められています。

中国特許侵害訴訟に関する裁判所の賠償判定金額について、調停や和解金の金額が500万人民元を超えた比率は7.0%です。

この記事は、2023.W01（2023年　第1週目）の毎週知財新聞から抽出したものです。