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【知財情報】国家知識産権局 知財担保の融資推進、2022年に10%成長目指す

3月21日、中国国家知識産権局から、各地の知的財産権サービス促進センターや専利局各部署、商標局等に、「知的財産権の高品質な発展を推進する年度仕事指南(2022)」が公開したことを通知しました。

当該指南における知財運用の項目に関して、知財担保の融資を推進し、2022年にそれを運用する中小企業の数が10%以上の成長を目指す、と書かれています。
また、知財創造の項目においては、審査期間の短縮を目標として書かれて、具体的には、発明特許の審査期間が16.5ヶ月(高価値特許の審査期間が13.8ヶ月)、商標出願登録の審査期間が4ヶ月までに短縮することです。

なお、注目すべきなのは、添付書類として合わせて公表された「2022年知的財産権高品質な発展を推進する任務リスト」において、実用新案の制度改革のことです。具体的には、明らかな進歩性審査の導入とのことです。


ツッコミですが、融資推進のことより、実用新案の進歩性審査の導入のほうが、ずっと気になります。

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