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【環境SDGs・脱炭素まちづくりファシリテーター養成講座 in 群馬】第3回養成講座を実施!

9月12日(月)、群馬県庁32階 NETSUGENで「環境SDGs・脱炭素まちづくりファシリテーター養成講座 in 群馬」の第3回を実施しました!この養成講座は、気候危機に伴う様々な地域課題の解決を先導する人材を育成する教育プログラム「脱炭素まちづくりカレッジ」を、群馬県内の企業・活動家・学生を対象に行う事業です。自然災害、食糧危機、熱中症といった様々な課題に取り組まなければならない「気候変動時代」を迎える中、その進行を食い止めるための取り組みを市民主導でつくるために、イシュープラスデザインが各地のプレイヤーと協働し重点的に取り組んでいるプロジェクトです。本事業は群馬県庁環境政策課様との協働で実施しており、SDGsや気候危機の基本的な知識を学んだ第1回、第2回の様子は、こちらでご覧になれます。

第1回の様子:https://note.com/iplusd2020/n/nfba54a312188
第2回の様子:https://note.com/iplusd2020/n/n151124cf7ff0
本事業の詳細:https://www.pref.gunma.jp/houdou/e02g_00084.html

 今回は第3回目で、群馬県内の事業者・学生・活動家の皆さん約20名を対象に、未来体験型ゲームプログラム「脱炭素まちづくりPLAY!」の運営方法をレクチャーし実践に向けて学んでいただきました。

グループに分かれてファシリテーションする際に使用するツールを触りながら演習します。

  1. 体験会開催に向けての前準備方法

  2. 「PLAY!」の進行方法

  3. 気づきを促進するための「振り返り」

をDAY3では習得いただきました。実際に使用する4種類のカードと印刷資料を机に広げて、どんな意図を込めているのか丁寧に解説しました。ゲーム中には気づかないファシリテーターだけが知っているロジックを聞かれると、参加者の皆さんは「なるほど」と深くうなずく姿もありました。

「PLAY!」の詳細:プログラム2:脱炭素まちづくり PLAY ![未来体験] | 脱炭素まちづくりカレッジ (issueplusdesign.jp)

ツールセットを再確認

第2回で「脱炭素まちづくりPLAY!」を体験して、「ファシリテーターのパソコン操作が難しそう。そもそも私には難しいかも」と思われた方もいらっしゃいました。しかしグループでパソコンを操作し、カードを触りながら練習をすることで苦手に思われたこともやってみることで自信をつけていらっしゃいました。共に学ぶ仲間がいることも大きな安心に繋がったようです。

環境SDGs・脱炭素まちづくりファシリテーターの強みは、ファシリテーター同士の強みを掛け算しながら学び場を共に創ることができる点です。環境活動推進委員さんをはじめ、地元企業、主婦、学生、お笑い芸人、メディアで活躍されている方など多様な方が20名います。一人で「脱炭素まちづくりカレッジ」を全行程することもできますが、得意な知識パートは○○さんに。ゲームパ―とは場を盛り上げるのが得意な△△さんにというように協働しながら開催することができます。DAY3では運営方法を解説しましたが、ファシリテ―ター同士でコラボし場をつくることも歓迎しています。

 本事業の養成講座終了後の実践目標は群馬県民2,000人に「脱炭素まちづくりカレッジ」に参加してもらい学びの場をつくり、環境に対する意識を醸成することです。DAY3終了後、参加者同士で「実践いつにしようか?」「私手伝いにいきたい」等、活発にやりとりが続きました。


DAY3で高まる団結力

 全4回のプログラムも、次で最後です。次回10月13日は、「DESIGN」について学んでいきます。ゲームで体験した世界をもう一歩自分ごとにするにはどうしたらいいのか。考え方や方法を習得していきます。次回のレポートも、お楽しみに!

文章:藤田智絵


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