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WAIS-Ⅳの結果と最終的な診断

先日受けたWAIS-Ⅳの結果が出たのと、最終的な診断の結果が出たので振り返ってみる
前回↓

WAISの結果が出るまでの期間は、
心療内科を受診して検査を勧められる→1週間後に検査→4週間後に結果フィードバック
と言う流れ。
初診予約してから約1ヶ月半かかった。
結果は報告書のような形でもらった。

結果の記載内容は下記。
・IQの数値(総合・言語理解・知覚推理・ワーキングメモリ・処理速度の5項目)
・検査中の態度含めた総合所見
・各項目の意味

検査結果のフィードバック

数値的には
言語理解◎>知覚推理○>ワーキングメモリ○>処理速度△
それぞれの項目で割と大きめの偏りがそれぞれあり、一番大きいのは言語理解と処理速度で、約40の差がある結果に。。
一般的には差が出ても15くらいらしいので割と差は大きい方なのかな?
自分ではワーキングメモリの低さを懸念していましたが意外と平均の範囲内だった。
心理士さんからの説明は以下。

・言語理解が非常に高く、知覚推理も平均よりは高いため、一般常識や雰囲気を感じ取ったりする力はある。
・ただ、処理速度が低いため、頭の中で理解はしていてもそこからのアウトプットがうまくいかなかったり、答えを出すまでに時間がかかる。
・検査中言い直す場面が見られたり、聞き直す場面があり集中力散漫気味。
・短期記憶が弱く、その場で物事を覚えたりすることが苦手なため自分の考えをすぐにまとめたりすることが苦手。
・目で見るより耳で聞く事の方が得意で、耳で聞いたことを理解したり、言語化する事は得意。

そのため、豊富な知識を活かしてゆっくりと時間をかけて考える作業が向いているでしょう。とのこと。なるほど。
昔から物知りとか頭がいいみたいな印象をよく周囲に与えていたけど、それはおそらく言語知識分野のIQの高さからだったんだな〜と。
しかしその割にぼんやりしてたり、人より仕事や作業が色々遅かったり、スピードが求められる単純作業とかはいくら頑張っても結果が出なかったのは処理速度の低さから来てたんですね。納得。

とはいえ、こんな長所が活かせる仕事とは果たして何なのだろう……となるけれども、現状を知れただけでも良し。

それを踏まえて後日担当医と再診。

改めて検査受けてみてどうでした?とか話しながら今後どうしていくか?と言う話をしつつ。
結論、診断としてはADHDの傾向がある。が、ADHDの診断が下りるレベルではない。いわゆるグレーゾーン…ということになるそうで。

とはいえ、困りごとがあることは事実で、それに合わせて集中力を高める薬を処方することもできる、とのことだったのですが、職場の環境も少し変化がありそうだったので、一旦薬は飲まないという選択に至りました。

どうなるかは仕事の状況を見つつになるものの、しんどいのが続く時には薬という選択肢もある、という事があるだけで安心感があるね。
今後も様子見。


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