マガジンのカバー画像

頭をめぐる、想いなど

30
西澤伊織の今日、考えたこと
運営しているクリエイター

2021年2月の記事一覧

突然の訪問をすることは

大人になってから時々「いついつに電話をかけてよろしいか」という連絡を前もってもらいます。仕事をしていると基本的に相手を「忙しい」と仮定することがデフォルトとなっていて「お忙しいところすみません」といった語り口が生まれます。これは一般に言う社会的マナーということだと思いますが、話の内容はせいぜい10分そこらで終わることが大抵ですから、セッティングしようと働きかけてくれるその時にもう話してくれた方がありがたいことが多いと個人的には思います。 実は僕は「失礼ですが、今忙しいのです

やがて減りゆく空気なら

私ごとではありますが(と言いつつここに書く全ては基本的にいつも私ごと)、先々週の土曜日に次男が生まれたので、いつもこれを書いていた東京のコンピューターから遠ざかり1週間ほど滋賀県の自分や妻の実家で過ごしていました。 久しぶりに東京に戻り仕事机のデスクトップを起動させると、瞬間的に「考え事に適しているのはやはり東京だ」と思います。少なくない日本の著名な作家たちがあえて東京に住んでいないという事実がありますが、あのメリットを僕自身が理解するにはまだ少し時間がかかるのかもしれませ

信頼できる詳しい人たちがくれたキッカケ

僕は格安SIMを長年愛用しています。格安SIMの初期の頃を覚えていらっしゃる方もおられるかなと思いますが、初期は「電波状況が悪くなりやすい」と言われていました。近年殆どそういうことはありませんね。 格安SIMを僕に紹介してくれたのは小学校時代仲良くしてくれた上級生です。もちろんスマホの話なので、それは成人してからのことなんですが、いま思い返せば彼は初期の「テック系」の家の子供で、父親がIBMのエンジニア、家族みんなの趣味がアマチュア無線、シリコンバレー帰りの帰国子女でした。