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弱さを認めるという強さ

 私は神奈川の大学に通う新3年生です。読みにくく拙い文章かもしれませんが必死に思いや考えを記していきますので宜しければご覧ください。

Noteへの執筆を始めた理由

 私がNoteへの執筆を始めた理由は3つある。まずは就活に向けて何か行動を起こしたかったからだ。この活動が直接就活に影響するわけではないが自分の考えを整理して伝えることは必ず使うことになると思った。
 2つ目は友人の影響である。中学からの友人がNoteへの執筆を始めており、その文章を読んだ時に素直にカッコ良い文章を書くなという思いとともに俺にも出来るのではないか。そう思った。その友人は私より頭も全然良く、中学の頃にはよく勉強を教えて貰っていた仲である。そんな友人に何か1つでも負けないものを作りたいというちょっとしたライバル心がどこかであったのかもしれない。
 そして3つ目が1番大きな理由であるが弱い自分から逃げたくなかったからだ。私はこれまでの人生何回も弱い自分から逃げて楽な道を歩んできた。そしてその度に失敗してきた。今回も執筆をするか悩んだのが本音だ。批判が来るかもしれない。自分の下手な文章を晒す事への恐れもあった。しかしここで逃げたらこれまでと何も変わらないと思い、文章を書くことや頭の中を整理することの一貫として執筆を始めようと思った。弱い自分から逃げないということに関しては次の本題の部分で自分の経験も踏まえて記していこうと思う。

弱さを認めるという強さとは

 誰もが自分の弱いところは持っていると思う。しかし、その弱さから逃げている人が大半なのではないか。

 私は幼稚園の年長から野球をやってきた。小学校、中学校とそれなりに結果を残し県内県外からもお誘いが来るくらいの選手にはなっていた。しかし高校2年の夏に自分の弱さを実感する出来事が起きた。私の通っていた高校の野球部は人数がとても多く、3学年合わせて150人を超える大所帯だった。そんな中で2年生の夏の大会に投手としてベンチ入りさせていただいた。しかし、先輩の最後の大会でもある夏の大会の1回戦。9回の表ツーアウトから意地で逆転した先輩達の夏を私の9回の裏のピッチングで終わらせてしまった。サヨナラホームランだった。その時は頭が真っ白になった。何が起きたのかも分からなかった。今までそんな経験をしたことがなかったからだ。人生のどん底に突き落とされた気分だった。自分以上に悔しいのは先輩だということも分かっていたが、それでも何処かで自分は1番可哀想な奴だとも思っていた。しかし今だから分かることがある。あの夏の大会までの自分を振り返ると大した投手でもないにも関わらず、格好だけは一丁前につけて見た目ばかり気にしており、自分の弱さである体幹周りのトレーニングや柔軟性からは目を背けていた。これだけやってきたから絶対に抑えられる大丈夫だという自信がないままにマウンドに上がっていたのだ。あの頃は自分では俺は必死になってやっていると思い込んでいた。無理やり思い込ませていたというのが正しいのかもしれない。これこそが自分の弱さからの逃げである。自分の弱い部分には目を背け、自分を無理やり肯定する。もちろん自分を肯定してあげることも大事ではある。しかしそれも弱い部分を認めてこそ出来ることだと私は考えている。自分の弱さを隠し、形ばかりに拘っていた自分には限界があったのだ。その後3年生になり自分の身の程を多少理解した私は練習の意図を考え、自分なりに工夫した結果最後の夏の大会では6回の途中までパーフェクトピッチングに抑えるなど、それなりの結果を残すことが出来た。それでもそれなりの結果で終わってしまった。まだまだ受け入れるべき弱さがあったのだと思う。弱さから逃げていては永遠に成功はしない。弱さを認める事こそが成功への近道であるということを高校野球が教えてくれた。

 次に、それが今どうのように活きているのか。どのようなきっかけでそれを感じたのかを記していく。現在世界中で流行し人々の恐怖である新型肺炎であるが、これだけ外出自粛を促し、戦後最大とも言われる大きな問題であるにも関わらずSNSを見ると何人かで集まり遊んでいる友人の投稿やテレビでは都会でなぜ外出自粛をしないのかというインタビューを受ける人の映像を目にする。その人達を見て私はなぜ我慢できないのか、純粋にそう思った。確かに家に居続けることは私も苦痛であると感じる。しかし自分の苦痛を我慢することから逃げるようにして外に出て遊び、インタビューでは「自分はかからない」という発言までこぼしていた。これは弱さに対する逃げではないのか。そう感じたのだ。コロナウイルスがこれだけ広がっており、絶対にかからないと言える人は誰もいないはずだ。それなのにも関わらずその自分の弱さに目を背けて自分は強いんだと無理やり思い込ませるように外出する者に疑問を抱き、やはり弱さを認め自宅で我慢している人が1番強い人なんだと感じた。もちろん自分の身に危険があると分かっていながらも医療の最前線で働いている方々やスーパー、コンビニなど私達の生活に欠かせない仕事をしている方々、仕事に行かなくてはいけない方々には敬意を示すとともに心から感謝している。しかし、それと遊びに行くのは全く持って話が違う。自分の弱さを認めるというのは難しいことだ。弱さを見せるのは恥ずかしいことだと思ってる人も多いと思う。私も実際にそうだったからだ。それでもどうかコロナウイルスの収束を少しでも早くするためにも。皆様が健康に生きていく為にも自分の弱さを認めることをお願いしたい。

最後に

 ここまで長々としたまとまりのない文章を読んで頂き本当に有難うございます。心より感謝致します。私の高校野球での経験は情けない結果ながらに本当に有り難い経験をさせて頂いたと感じています。それと同時に自分のせいで夏の大会が終わってしまったにも関わらず、励ましの言葉をかけてくださった先輩方をはじめとする全ての方々には今更ながらではありますが改めて感謝を述べさせていただきます。本当に有り難うございました。そしてこの文章を読んでくださった方々の心に少しでも私の言葉が届けば良いと思っています。頭も良くなく文章力のない自分ではありますが、これからも必死に自分の思いや考えを文章にまとめ発信していこうと思っておりますので宜しくお願いいたします。また私の個人的な意見でありますので、指摘やフィードバック等していただけると尚更嬉しく思います。宜しくお願い致します。

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