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ジャンボさんのケージについて

先日は巣箱作りの会についてレポートいたしましたが

本日はジャンボさんの会員が使用しているケージについてです。

私も会長の作成してくださったケージで、ジャンボセキセイインコの

飼育を開始し、巣箱も設置していただいて、2019年から2020年にかけて

何度も失敗はしたものの、なんとか無事に11羽の雛の誕生に出会えました。

鳥類に限らず全ての生物の繁殖を安易とは思ってはいませんが、他の小さなフィンチさん、文鳥さんなどに比べると、ジャンボセキセイインコは難しいイメージがあり、実際とても難しかったです。

ペアリングもさることながら、やはり大きめの鳥さんなので、広いスペースは必須なのだと思いました。とは言いつつ、最初の数年は、せっかく年の頃のちょうど良いペアを譲っていただいたものの、未熟な飼い主ゆえ数々のトラブルを経たり、やっと巣引きの兆しが見えたかな、と期待しつつ無精卵、中止卵と続き、挙げ句の果ては大切なお母さんが巣箱内で亡くなっていた...という悲しい出来事にも遭遇し、罪悪感や悲しみから心がぽっきり折れまして...一度は断念してしまったのです。

そんな私に見かねて、会長さんが生まれて1ヶ月くらいのジャンボ中雛さんのほっくんを譲ってくださったのが2019年の2月のことでした。

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ジャンボさんの手乗りと拘ったことはなかったので、あまりの可愛さに数週間は骨抜きになったのを今でも覚えています。そんなほっくんも今では立派なジャンボさんに成長してくれています。

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そして現在は....

今年、我が家で生まれた女の子と仲良しになりデレデレしています😭

巣箱も作りましたので、近日、ブリードケージにふたりでお引っ越し予定です。ブリードと言っても私の場合はただ単に仲良しのペアを成り行きに任せてって感じなのですが😅きっと羽色とか体格とかもっと吟味するべきなのでしょうね😅仲睦まじく幸せそうな姿を眺めているのが至福な者ですから。

このほっくんのおかげで、再度、ジャンボさんのブリードに意欲的になる事ができましたので、会長とほっくんに改めて感謝の意を込めて、ほっくんに登場してもらいましたが、今年はたくさんのジャンボ雛さんに巡り会う事ができました。このマガジンでも前の記事に掲載しています。

私はいろいろな種の小鳥さんと暮らしていますが、今回のジャンボセキセイインコのブリードに関しては、やはり体格や生まれてくる羽数の多さからもダイナミックな魅力に魅了され、それゆえにしばらくは会員になるまでには至らずにおりましたものの、コロナ禍に喘ぐ昨今の世の中において、生き物の命と向き合う事で生きる活力をいただいているような気がして、どうせやるならば少しでもこの鳥の魅力をお伝えしていきたいと思うようになりました。ケージを置く環境やジャンボさんたちの飼料について、エッグフードの手作り方法、そしてブリードを志す者の心得など、それはそれはもう、細かく指導してくださいます。そんな、ちょっと大変ではありますが、会長さんが今まで培ってこられた並々ならぬ努力の結果で、立派な風格のあるジャンボさんの命を繋いでいるこの活動を...ジャンボさんの素晴らしさを分かち合い広めて行ける交流を一緒にしてくださるお仲間が増えたらもっと楽しいかもな..なんて思っていたのです。

何度も言います.....ちょっと大変ではありますが😅

そんな経緯でこんな記事を自分のペースでポツリポツリと書き始めた頃、嬉しい出会いがもうひとつ。なんと、同じ時期に会員さんになってくださったお方が(*^^*)....先日の巣箱を作る会でもご一緒してくださった方です。

我が会の会長さんは熱い方ですが、前回も触れました通り、この方も負けじ劣らず熱い方です✨ジャンボセキセイインコのブリードと言っても、展覧会(品評会やコンテスト、ショーバードと言い切れないヘタレな私😅)にむけての鳥さんをブリードしてゆくとなると、単純な巣引きとはならないため結構な、それなりの飼養環境が求められるわけですが、彼女はとても意欲的な方で会長の熱にも更に火をつけてくださったようです。

いつも作業が速い会長ですが、今回はわずか数ヶ月の間に彼女のオーダー通りに素敵なケージをいくつも作り上げていらしたようですが、今回は許可もいただいたので画像をお披露目したいと思います。

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私のは一台ずつ重ねるタイプでしたが、今回のは最初から2段式です。

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可愛らしく白い木材が使用されています。

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そして、私のは下は薄い板を持ち上げて底板を引き出す仕様でしたが彼女のは引き出し式です。しかも、可愛い取手が❤️可愛い❤️❤️いいなあ❣️❣️

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これは彼女の独自のオーダーだそうです。女性ならではです。

そして、細かい要望に対応可能な会長、さすがです❣️✨

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なんだか嫉妬心が芽生えてしまうくらい、可愛らしいケージです😅✨

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彼女のご自宅に設置完了の図です。更に2台ほど増えるらしいです✨

素晴らしいです❣️とても綺麗な環境で、私も見習わなければ💦

すぐにでも開始可能ですよね。今後、楽しみでなりません。

今年はコロナ一色の大変な年となってしまいましたが、小鳥との生活における距離感はとても深くなれたと思います。そして、新しいお仲間との出会いと、好きな活動を意欲的にして行ける環境をいただけたことに感謝しています。ありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

私自身も、来年はうちで生まれたペアとほっくんペアの巣引きに挑戦しようと思っています。うちで生まれた雛ちゃんからまた、雛ちゃんが生まれる。

命が繋がっているという実感を感じられるのではないかと、これこそ自宅繁殖の醍醐味なのではないかなって思います。命をお預かりする以上、慎重に、を、心がけ安易な志は禁止ですが、それでも今は楽しみな気持ちが強いです。

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