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きみは系図を知っているか

聖書のマタイ1章の系図が好きだ。

ウケ狙いでもポーズでない。真面目に、僕はここが大好きなのだ。

きっかけは、篠原利治先生作の旧約人物の暗記文。
Facebookでの聖書通読を併走してくださる中で、先生が折々に繰り返しアップしておられたが、ずっと見ないふりをしていた。

だって、83人って何・・・
教会学校時代、暗唱聖句が大の苦手だったのに、いい大人が暗記なんて・・・

それでも先生がしつこくしつこく出してくるので、2巡目のとき、とうとう意を決してやってみた(ちなみに先生はトイレに貼って覚えたらしい)。

その結果、なんでもっと早くやらなかったかと思うほど、聖書の見え方が変わった。これはスゴイ。列王記も歴代誌も、「おお、キミか」というお友達感覚。挙句にはマタイ1章が知ってる名前ばかりになった。

真面目な話、この系図は聖書の歴史を支える背骨だ。だからマタイ1章に載っている。
この系図の末に、イエス・キリストがお生まれになった。なんて愛しい系図。

先生の許可を得て、以下にその暗記文を掲載する。(口語訳聖書使用)

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何度も何度も、暗唱しましょう。必ず役に立ちます。83人の暗記。諦めずに毎日、暗唱しましょう。忘れても忘れても、暗唱しましょう。アダムから、バビロン捕囚まで。永久保存、暗記用のロングバージョンです。

「アダム、セツ、エノス、ケナン、マハラレル、ヤレド、エノク、メトセラ、ラメク、ノア、セム、ハム、ヤペテ。」(歴代志上1:1〜4)13人。

「セム、アルパクサデ、シラ、エベル、ペレグ、リウ、セルグ、ナホル、テラ、アブラムすなわちアブラハムである。アブラハムの子らは、イサクとイシマエルである。」(歴代志上1:24〜28) 12人。

アブラハムからダビデまでは、14人。
… アブラハム、イサク、ヤコブ、ユダ、ペレツ、エスロン、アラム、アミナダプ、ナアソン、サルモン、ボアズ、オベデ、エッサイ、ダビデ。

南王国ユダです。何度も暗唱しましょう。20人。

レハベアム、浴びアム、朝。よっしゃ〜ファイト、寄ラム、アハズヤ、当たるや。世は主、天つヤ、ウジヤ、ヨタヨタ。会わず、ヒゼキヤ、マナセ、だもん。善也、酔わハズ、エホヤ木村、エホヤ金、目をゼデキヤ。これで20人。

北王国イスラエルです。何度も暗唱しましょう。24人。

サウル、石ボセテ、ダビデ、ソロモン、レハベアム。童(ヤラベ)アム、並ぶ(ナダブ)、馬車(バアシャ)、偉(エラ)。事務リ(ジムリ)、俺ムリ(オムリ)、アハブ、アハズヤ。夜編む(ヨアム)、家ふ(イエフ)、酔わはず(ヨアハズ)、酔わ酒(ヨアシュ)。ヤラベアム2、ゼ軽ヤ(ゼカルヤ)、シャルム。メナヘム、ペカ冷(ペカヒヤ)、ペカ、干せ屋(ホセア)。

(篠原利治・作)

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