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スパイダーソリティアの攻略-時間を無駄にしないために-

最近暇さえあればスパイダーソリティアで遊んでいた。

遊ぶのはもっぱら上級編(四マーク)で、勝率は体感で2割くらい。

完全クリアした時の様子は下の感じ(4分あるので再生しないのを推奨)。

ソリティアは昔windowsのインターン生が開発したゲームなのでwindowsのパソコンで遊ぶのが一般的だけど、ぼくはトランプスタジアムというサイトでスマホから遊ぶことが多い。

基本、遊んでも時間の無駄だと思う。

でも、なぜか遊んでしまう。

理由を考えてふと思ったのは、スパイダーソリティアは運(確率)に大きく左右されるゲームなので、スパイダーソリティアが攻略できることによって今日は運がいいのだと自信をつけたいのかもしれない。

どれくらいスパイダーソリティアが運ゲーかというと、一回めの山札配布をする前にうまくいけばいくつかのスペースが開くが、うまくいかないと一度もカードを動かせないケースがある。

運の良いケース
山札が6つも開けられている
運の悪いケース
一枚もカードを動かせない

これだけ見ても、最初のランダムな配置次第で大きな差があるとわかる。

なぜ、生まれ次第で受けられる教育に大きな差が生まれるみたいな厳しさをゲームでも体験しないといけないのか意味不明だ。

ただ、現実は「最初のガチャが外れたのでリセット」には勇気と痛みの覚悟が必要だが、ゲームならすぐリセットできる点は一見良いことだと思える。

ところが、ゲームでリセット癖をつけると、現実でうまくいかないときに、簡単にリセットできない現実へのフラストレーションが溜まりやすくなってしまう。

ゲームのせいで結果的にストレスが溜まりやすくなることほど馬鹿馬鹿しいことはない。

何かスパイダーソリティアを現実に役立てられないだろうか。

一つのアイデアは、スパイダーソリティアでクリアしたときに感じられる「きれいにできた!」という達成感を掃除に生かすことだ。

例えば、収納する箱などに「スペード」や「ハート」のマークをつけて、入れるものの種類ごとに収納していくことで、現実がスパイダーソリティアのようになる。

ぼくはパソコンのフォルダを整理することが苦手だったけど、フォルダ名に「スペード」や「ハート」のマークをフォルダに入れる情報のジャンル(スペードなら仕事関係、ハートなら人間関係)とラベリングすることで、ファイルをまとめることにスパイダーソリティアで感じる達成の喜びを得られるようにした。

フォルダ名の具体例

スパイダーソリティアのコツは「できる限りマークに関係なく一つの山に数字を積み上げ、一刻も早く自由なスペースを開放する」ということだけど、これは現実にたとえるなら、何か一つのことに知識や情報をまとめていき、それを他のことへ類推して判断していくことで記憶量を減らす工夫になる。

こうして、スパイダーソリティアからエッセンスだけ吸収したら、そこから得ていた喜びを得るためにソリティアを下の現実活動に置き換えればいい。

  1. スパイダーソリティアではなく他の占いカードを引くことなどで代用する

  2. 片付け欲が湧いてきたらヴァーチャルのトランプではなく部屋を片付ける

  3. 何かを1箇所に積み上げたくなったら特定のジャンルの本の積読を始める

「スパイダーソリティアの面白さを別の活動から得られるように用意しておくこと」

こうしたことこそ、スパイダーソリティアを早く解く方法よりも役に立つ、時間を無駄にしないためのスパイダーソリティアの「真の攻略法」なのだ。

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