【色弱デザイナーが出来るまで】商学部卒業生から、食品会社就職。そして逃亡
大学を出た。
熊本の商科大学。
就職は、入れる所に決めた。
売り手市場で、バブルが真っ盛りの時代だった。
会社訪問で、ステーキを無料で食べさせてもらい、交通費無料で京都へ行き、というような就職活動をした。
もてなされていても、何も響かない企業の話。
会社訪問しただけで内定通知がやってきた。
そんな会社を軽蔑しつつも、社会人になる事に強い恐れを抱いていた。
汗だくになって、ハンカチを持たずに出かけてしまい、道に迷い、苛々した役員達の圧力に恐れをなしたことも。
恥ずかしな