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横書きのほうが、縦書きよりも読むスピードは速いらしい

筆者は新書もビジネス書もなんでも読むのですが、あることが気になっていました。

それは、新書(縦書き)のほうがビジネス書(横書き)よりも読むのに時間が掛かるということ。明らかに新書の方が内容は易しいはずなんですが、どうしても時間が掛かっている気がしていました。そして縦書きは疲れます。単純に縦書きに慣れていないだけかもしれないのですが、なぜなのかずっと疑問でした。

これについてちょっと調べてみると、以下の記事を見つけました。

人間の目を覆う皮膚は横の方向に開いています。そのため眼球を左右に動かす運動は得意です。一方で、上から下へと読むほうが目は動かしにくく、疲れてしまいます。

本を読むなら縦書き、資料を読むなら横書きがいい医学的理由 | 日経Gooday(グッデイ)

やはり、人間は縦書きを読むのは苦手で疲れる仕組みになっているようです。これはつまり、人間は横書きのほうが向いているということでもあります。実際に筆者も速読をするのですが、確かに横書きの文章のほうが速読しやすいですね。

今やほとんどの文章は横書きですが、一部縦書きのものも残っています。上で挙げた新書は縦書きがほとんどです。国語の教科書なんかも縦書きだった気がします。マンガとかも縦書きですね。

もしかすると、「縦書き文化」が日本の生産性を落としているかもしれませんね(郵便物の宛名面ですら、縦書きだと認識まで時間が掛かる)。かといって、縦書き文化が無くなるとも思えません。戦後、日本から漢字が無くならなかったのと同じ論理です。縦書きの文章は、今後も伝統として残り続けることでしょう。

唯一確かなのは、「縦書き文章を読むときは疲れる」ということです。


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