MUP WEEK 15 ~インスタ集客‐後編~
こんにちは。Gotaです。今回は前回に引き続きインスタグラムについてです。
実際にアカウントをどう運用していくかについて、まとめていきます!
①全体構造の理解
Point1:お店の「Official」アカウントよりも、「個人のアカウント」でお店の紹介を時々する運用を心がけましょう。
Point2:企業アカウントにフォローされてもあまり興味を持たないが、個人アカウントにフォローされると気になってみてしまう人が96%
企業のアカウントは、ブランディング用途であり、集客用途ではないため、企業アカウントで集客をかけても効果はないのです。
次の図が構造の正しい理解です。
ブランディング用のアカウントとは別に、集客用としてスタッフのアカウントを作りましょう。
飲食店ならシェフの名前、会社なら社長の名前で始めましょう。
実際に、ZOZOTOWNよりも、社長の前沢さんのアカウントの方が有名ですよね。
このように、ブランディング用と集客用で使い分けるのが大切です。
スタッフのアカウントでは人間味が出せるので、スタッフとお客様がインスタ上でつながったときに、たまにオフィシャルに誘導するということが重要です。
これは本質的には、キャバ嬢やホストと同じだと考えてください。
ローランドさんが有名だから、お店にも人が来るのです。
お店に来るのではなく人に集まるというのは、ビジネス全体を考えても特に重要な考え方なので、しっかり覚えておきましょう!
〇〇_official などのアカウントはブランディング目的では効果的ですが、集客目的ではあまり効果的ではありません。
そのため、お店の中で1人の運用者を決め、その人が運用する流れにしましょう。
これに伴いプロフィール欄には個人の名前を使いましょう。
今後の運用は6投稿に1つはアカウントの運用者が写った写真を必ず投稿するようにしましょう。
そうすることで人間味が出て、コメントやいいねをもらいやすくなります。
人間味は、仕事に関する投稿だけでなく、プライベートの投稿をすることによって出てきます。
人々は、お店ではなく、「人」に興味を持つということを意識しましょう。
②プロフィール
プロフィールは最重要項目です。
なぜなら、プロフィール欄での5秒以内での離脱が74%だからです。
なので、5秒以内に読まれるプロフィールでなければなりません。
・誰に向けたプロフィールなのか
・興味を引き付けるタイトルか
集めたい人の興味を引き付けるようにしましょう。
・URLの導線引きは完璧か
URLを短縮するツールを使い、見やすいプロフィールを作りましょう。
・箇条書きになっているか
英語は使わず、見やすさを意識しましょう。
③コンテンツ(画像・文章)
・写真は9枚ごとの色遣いを心がける
インスタグラムでは、フェイスブックと違って、一枚ごとの写真のクオリティよりも、集合体で見た時の全体の雰囲気が重要です。
・背景を多めにとる(6歩バックの法則)
人は、インスタグラマーの顔に興味があるのではなく、その人のライフスタイルに興味があります。
なので、写真を撮るときは、ライフスタイルを見せるために6歩バックして背景を多めに写すようにしましょう。
・自撮りはモデル以外は×、集合写真もNG
人がずらっと並んでいて、知らない人の顔が写っている写真に興味を持つ人はあまりいません。
その証拠に、有名インスタグラマーの投稿で3人以上で写っている写真はありません。
モデル以外の人は自撮りを投稿するのはやめておきましょう。
よほど美しい人でないと人を集めるのは難しいです。
・ストーリー性を持たせる
カフェのアカウントを運営するなら、そこにグルメなど別の要素を混ぜることなく、1つのストーリー性を持たせましょう。
・6枚に1枚は自分の顔を入れる
これは上記に述べた通りです。
・アイテムや料理は遠めに写す
近くで写した写真は、集合体にすると汚くなってしまいます。
料理やアイテムは統一アングルにするとすごくきれいなアカウントになります。
・コンテンツはアンフォローされないためにも重要
コンテンツは次のようなものを投稿するとよいです。
学べる投稿
たとえば、パンケーキの写真を投稿するなら、
「パンケーキおいしかった」ではなく、
「パンケーキおいしかった!ちなみに秘密のレシピ教えてもらったんだけどフワフワのパンケーキを作るには水じゃなくてサイダーを入れるといいんだって!」
というような、豆知識が学べる投稿をしましょう。
こういう豆知識は考えるのに時間を使うのはもったいないので、Googleで検索してコピペしましょう。
共感できる投稿
ツイッターなどであるあるネタがバズっているのを目にするように、共感できる投稿には人が集まりやすいです。
④ハッシュタグ#の理解
いろいろなところに自分の投稿を表示したいと思って、でたらめに#を10個も20個つけていませんか?
それは大きな間違いです。
なぜ投稿に#をつけるのかというと、インスタグラム側が投稿をカテゴリー分けするためです。
#を多くつけすぎると 、何についての投稿だか判別できなくなってしまいます。
#の最適数は5個で 、なおかつ同キーワードを2つ含める(例:#映画#映画鑑賞)ことでインデックスされやすくなります。
・ハッシュタグキャンペーンの重要性
中小企業や個人店はまだブランディングが存在しません。ブランディングとは、言い換えると信頼です。実績です。
来店してくださったお客様に共通のハッシュタグをつけて投稿してもらい、新規のお客様に信用を見せることが大切です。
今の時代は、Google検索よりもインスタの#検索の方が多い時代です。
カフェならば、#をつけて投稿してくれたらドリンク1杯無料などのキャンペーンで信用を構築しましょう。
⑤実際の運用
1.フォロー施策
来店客に「インスタやってますか?」と聞く、またはインスタフォローで5%オフなどの特典を用意しフォローしてもらいましょう。
2.リスト管理
フォローしてくれた方のインスタをエクセルなどでアカウント名を一覧化し管理しましょう。
3.コメント・DM実施
定期的にその人の投稿に対してコメントをしましょう。例えば料理の投稿に対して「おいしそうですね!」など人間味のあるコメントをしましょう。
「また来てくださいね!」や「キャンペーン中です!」などのビジネス間のある投稿はプッシュ広告になってしまうので絶対にしてはいけません。
4.継続認知
月中と月末にリストにある人の投稿にコメントをしましょう。ビジネス感がないアプローチをすることで、継続認知につながります。
5.再来店獲得
上記を続けることで、再来店やリピーターの獲得につながります。また、インスタグラムのアルゴリズムでは、頻繁にコメントなどのやり取りをする「親密度が高いアカウント」がフィードに表示されやすくなるため、期間限定のキャンペーンなども見逃されにくいです。
絶対にやってはいけないこと
インスタグラムでは、絶対に宣伝しないでください。フォロワーが減ります。
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自然にあなたのファンになり、自然にあなたの身の回りの物ファンになるのがベストです。
今回は以上です!
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